以下のヒントは、パフォーマンス メタデータの評価およびジョブ スクリプトの調整に利用できます。
- ProducerオペレータとConsumerオペレータのCPU使用率の違いを確認します。 例えば、ProducerオペレータのCPU使用率がConsumerオペレータのCPU使用率の2倍のとき、プロデューサ インスタンスの数を2倍にすれば、ジョブのスループットが向上することがあります。
- データのエクスポートおよびロード(EXECUTEメソッド)の実行に要したCPU使用時間と経過時間の違いを確認します。 経過時間がCPU時間よりはるかに長い場合は、ネットワーク、I/Oシステム、またはデータベース サーバーのいずれかでボトルネックが発生している可能性があります。
- Producerオペレータによって送信された(またはConsumerオペレータによって受信された)行の数と上記のCPU使用時間を調べます。 行の数をこれらの行の処理に要したCPU時間(秒)で割ると、CPU時間1秒あたりの行数が得られます。
- 2つの連続するメソッドの"開始時間"の差は、ジョブがメソッドの実行に要した時間を示します。
- 各チェックポイントでの所要時間を調べます。 チェックポイントの処理には時間とリソースがかかることに注意してください。 チェックポイント間隔を変更することで、記録するチェックポイントの数を調整する必要があります。