Loadオペレータでは、ジョブの実行中にエラーを取得する2つのエラー テーブルErrorTable1とErrorTable2が自動的に作成されます。それぞれ次のような情報が格納されます。
- ErrorTable 1:取得エラー テーブル。 データとデータ環境に関連するほとんどのエラーを格納します。 次のタイプのエラーが記載されます。
- 制約違反 - テーブルの特定の列に定義された範囲や値の制約に違反するレコード。
- 使用不可AMP - オフラインAMPに関する非フォールバック テーブルに書き込まれるレコード。
- データ変換エラー - 特定のデータ型への変換に失敗したレコード。
- ErrorTable 2:固有プライマリ インデックスに違反するすべての行を格納します。
ジョブは、エラー テーブルのデフォルト名を使用するか、オペレータ定義でErrorTable1とErrorTable2 を使用して代替のテーブル名を指定できます。
データベースは、重複行エラーを引き起こしたすべてのレコードを破棄します。ただし、ジョブ終了時のステータス レポートに、検出された重複行の総数と各エラー テーブルのレコード総数をレポートします。
エラー テーブル形式
Loadオペレータのエラー テーブルでは固有の形式が使用されています。
- 取得エラー テーブルには、以下の列が含まれます。
列 内容 ErrorCode データベースは、オペレーティング システム環境のメッセージ リファレンス マニュアルを参照して、エラー条件コードを返します。 ErrorFieldName エラー状態の原因となったデータ項目の名前。 この列の名前でサポートされている最大サイズは120文字です。 名前には128文字まで指定できますが、ErrorTable 1に行が挿入された場合は、データベースによって120文字を超える名前は切り捨てられます。DataParcel データ レコード全体、ソースのプロデューサ型オペレータによって提供されます。 DataParcelは、第1エラー テーブルのプライマリ インデックスとして使用されます。 データ レコードの文字列は最大64,000バイトです。この数値は、ジョブを実行しているデータベースのバージョンに依存します。 - 適用エラー テーブルは、ターゲット テーブルに合わせてフォーマットされます。