オプションは、コマンド ラインで入力する代わりに、ジョブ変数ファイルで指定することもできます。
以下の手順では、ジョブ変数ファイルをまだ作成していないと仮定しています。作成済みの場合は、ジョブ変数をそのファイルに追加できます。ジョブ変数ファイルには、複数のTeradata PTスクリプトで使用されるジョブ変数を含めることができます。tdloadコマンド ライン オプションで許可されているセットの一部としてサポートされていない属性は、ジョブ変数ファイルで指定する必要があります。これは、tdloadがtbuildを内部的に呼び出し、これらの属性がジョブ変数ファイルの一部としてtbuildコマンドに渡されるためです。
以下の手順を、Teradata PTで構成されているデータベース クライアントから実行します。
手順
- テキスト エディターを使用して、Teradata PT Easy Loaderで使用するオプションおよびオプションに対応する値のリストが含まれているジョブ変数ファイルを作成します。 各ジョブ変数は、カンマで区切られた単一行に以下の形式で定義する必要があります。
option = value
構文規則:
構文要素 説明 option 1文字または複数文字(長)のオプション。 オプション名では大文字と小文字を区別します。value 整数または文字列。 文字列は単一引用符で囲む必要があります。
- ジョブ変数ファイルをテキスト ファイルとして保存します。ジョブ変数ファイルが格納されているディレクトリ以外でtdloadコマンドを実行している場合は、tdloadの実行時に-jオプションでジョブ変数ファイルの完全修飾ファイル名を指定する必要があります。Easy Loaderは、UTFバイト オーダー マークの有無にかかわらず、ASCII、UTF-8、およびUTF-16で保存されたジョブ変数ファイルをサポートしています。
例
以下は、Teradata PT Easy Loaderジョブのサンプル ジョブ変数ファイルの内容です。
SourceFileName = 'employee_data.txt', u = 'dbadmin', TargetUserPassword = 'tdpasswd5', h = 'tdat1', TargetWorkingDatabase = 'Tables_Database', TargetTable = 'Employee', SourceTextDelimiter = '|', TargetMaxSessions = 6