twbcmdオペレータ レベルのコマンド - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporter ユーザー ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2445
Product Category
Teradata Tools and Utilities

以下の表に、オペレータ レベルのコマンドのtwbcmd構文要素とその簡単な説明を示します。オペレータ レベルのコマンドの完全な構文については、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>を参照してください。

構文要素 説明
rate=statementRate Stream オペレータが1分あたりにデータベースにサブミットできるDML文の最大数を指定するオプション。

優先順位の高い他のジョブのために、あるTeradata PTジョブの実行速度を下げてから、優先順位の高いジョブの完了後に再び速度を上げるためには、twbcmdのRateオプションを使用します。

1つのジョブ ステップ内にレート値の異なる複数のStreamオペレータが出現している場合、Teradata PTは、自動的に全インスタンスに対して最低のレート値を使用します。
指定されたRate値は、以下のいずれかである必要があります。
  • ゼロよりも大きい整数

    または

  • Unlimited

    デフォルトのステートメントの周期は、Stream オペレータのRate属性でもtwbcmdでも設定されていない場合、無制限になります。 twbcmdのRate値に’unlimited’を指定すると、Stream オペレータで値を設定した後に値をデフォルトに戻すという意味になります。

Rateオプションを使用すると、Streamオペレータは、ステートメントのRateを新しい値に変更し、新しい値を示すメッセージを表示します。

指定したレートがパック係数の値よりも大きい場合、Streamオペレータは、パック係数と同数の行を送信します。

periodicity=periodicity Streamオペレータによってデータベースに送信されたDML文が1分間隔で可能な限り均等に分散されることを指定するオプション。periodicity(周期)の値は1分ごとの部分期間の数を設定します。

例えば、rateが1600で、periodicityが10の場合、実行されるステートメントの最大数は、6(60/10)秒ごとに160(1600/10)ステートメントとなります。

有効な値は1~600の数です。

デフォルト値は4です。すなわち、1分あたり15秒の間隔4回になります。

ステートメントのレートが無制限の場合、periodicityの値は無視されます。

周期は、StreamオペレータのPeriodicity属性を使用して、DEFINE OPERATOR文内でも指定できます。 両方の値が存在する場合は、twbcmd periodicityの値がStreamオペレータのPeriodicity属性の値よりも優先されます。