各Teradata PTジョブは、ジョブまたはジョブ ステップの成功または失敗を示す終了コードを返します。
終了コードは以下の方法で確認できます。
- コンソールの表示を監視して、各ジョブ ステップの実行状況を確認します。 各ジョブ ステップが正常に完了すると、終了コードが返されます。
- ジョブが完了したらコンソールの表示をチェックして、ジョブ全体の終了コードを確認します。 ジョブの終了時の出口コードがジョブ実行時に起こった中で最も高いエラー レベルであり、各ジョブ ステップ内のエラー レベルや警告レベルと一致しないこと。
Teradata PTの終了コードについて以下のテーブルで説明します。
コード | 説明 |
---|---|
終了コード= 0 | Teradata PTジョブまたはジョブ ステップが正常に完了しました(警告は軽微なもののみ)。 |
終了コード= 4 | Teradata PTジョブまたはジョブ ステップが正常に完了しましたが、1つ以上の警告が発行されています。 |
終了コード= 8 | スクリプト内の構文エラーなどのユーザー エラーによって、ジョブが終了しました。 |
終了コード= 12 | 致命的エラーでジョブが終了しました。 致命的なエラーとは、ユーザー エラー以外の次のようなエラーです。
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出口コードを評価する場合は、以下について調べます。
- ジョブが完了した場合でも、追加処置を必要とするエラーや警告が発生していることがあります。 完了したジョブのジョブ ログとエラー テーブルを必ず調べて、発生したエラーや警告を確認してください。それによって、処置が必要かどうかを判断できます。
発生する可能性のある警告の種類、および正常終了したジョブに対して必要となる場合がある処置については、成功したジョブの評価に関する方策を参照してください。
- tbuild -nオプションを使用すると、ステップの1つが失敗(終了コード8または12)してもTeradata PTジョブを続行できます。
-nを使用して終了コード8または12が返されたときにジョブを続行できるように指定する方法については、tbuildオプションの設定を参照してください。