データ ストリーム - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporter ユーザー ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2445
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata PTでは、データ ストリーム(データを一時的に保持するメモリ内のバッファ)によって、中間記憶領域なしで、オペレータ間でデータの受け渡しができます。 データ ストリームは、Teradata PTの並列処理とスケーラビリティの自動化を可能にします。

Teradata PTジョブは、データ ストリームを介してデータをソースから宛先へ移動します。 データは、次のようにしてProducerオペレータからデータ ストリームを通って Consumerオペレータへと移動します。

  • Producerオペレータはソースからデータを受け取り、そのデータをデータ ストリームに移動します。
  • この時点で、Filterオペレータがデータにアクセスできるようになり、更新を実行した後、更新されたデータをデータ ストリームに戻して、 Consumerオペレータによる処理に備えます。
  • Filterオペレータがない場合、データはデータ ストリームを介して直にProducerオペレータから Consumerオペレータに渡されます。

いずれの場合でも、次の図に示されているように、データはデータ ストリームを経由して流れます。

データ ストリーム