Teradata PTは、Teradata PTオペレータまたはアクセス モジュールを使用して、データベースまたはその他のデータ ストア内のアクセス可能なデータベース オブジェクトにデータをロードできます。また、これらのデータベース オブジェクトやデータ ストアからデータをエクスポートすることもできます。
単一のTeradata PTジョブで複数のターゲットを使用できます。次のいずれかをTeradata PTジョブのデータ ターゲットまたはデータの宛先にすることができます。
- データベース(リレーショナルと非リレーショナルの両方)
- データベース サーバー
- データ記憶装置
- ファイル オブジェクト、テキスト、およびカンマ区切り値(CSV) ワークステーション接続クライアント システムのTeradata PTでは、すべての機能において完全なテープ サポートは使用できません。テープを使用してデータをインポートまたはエクスポートするには、テープ デバイスとインターフェース接続するためにカスタム アクセス モジュールを記述する必要があります。カスタム アクセス モジュールの記述方法については、<Teradata® Tools and Utilities Access Moduleプログラマ ガイド, B035-2424>を参照してください。
ジョブ スクリプトが実行依頼されると、Teradata PTでは以下のことを行なうことができます。
- ジョブ スクリプトのステートメントを解析します。
- 内部コンポーネントを初期化します。
- 以下を実行して、ジョブを完了する並列プランを作成、最適化、および実行します。
- 要求されたオペレータ オブジェクトのインスタンスの作成
- オペレータ インスタンスを相互接続するデータ ストリームのネットワークの作成
- オペレータの実行の調整
- チェックポイントと再始動処理を調整します。
- データベースが再始動を発信すると、自動的にジョブが再始動します。
- 処理環境を終了します。
Teradata PTジョブでは、データ ソースと宛先の間で以下のことを行なうことができます。
- 並列データ ストリームを使用した、特定データ オブジェクトの抽出、格納、転送
- 複数の並列データ ストリームの併合または分割
- 複数のターゲットをロードするためのデータ ストリームの重複
- データのフィルタ処理、条件処理、洗浄