場合によっては、KerberosやActive Directoryなど、データベースの外部のエージェントでジョブ スクリプトのユーザー名を認証する必要があります。 外部認証は、ネットワーク接続クライアントから始動したジョブについてのみ可能です。 外部認証には特別なセットアップが必要です。
関連するセットアップとログオンの要件について理解するまでは、Teradata PTジョブ スクリプトでのログオンに外部認証を使用しないでください。その要件については、<Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineセキュリティ管理ガイド, B035-1100>を参照してください。
外部認証の場合のセキュリティ属性の指定は以下のようになります。
セキュリティ属性 | 説明 | 方策 |
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UserName | ジョブ スクリプトを始動する前にネットワークにログオンするために使用する名前。 | 任意:
LogonMechDataにユーザー名とパスワードのデータを入力する場合は、UserName属性やUserPassword属性を宣言しないでください。
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UserPassword | UserNameに関連したネットワーク パスワード(データベースパスワードではない) | |
TdpId | データベースへの接続を識別します。 | 任意 TdpIdが指定されていない場合、データベース システムは、Teradataクライアントのclispb.datで定義されているデフォルトのTdpIdを使用します。次のいずれかを指定します。
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LogonMech | ユーザーを認証するセキュリティ メカニズム。 データベース ログオン文字列の.logmech文に似ています。 |
外部認証メカニズムがデフォルトである場合以外は必須です。 認証方式に応じて、以下の中から選択します。
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LogonMechData | ログオンを完了させるために外部認証メカニズムで必要となるデータ。 データベース ログオン文字列の.logdata文に似ています。 |
任意 LogonMechDataには、ユーザー名、パスワード、そして場合によってはその他の情報が格納されています。 profile=profilenameまたはuser=usernameを指定するすべてのログオンで、該当する複数のプロファイルまたはユーザーを区別するために、LogonMechDataにユーザー信頼証明情報を入力する必要があります。 UserNameとUserPasswordにユーザー名とパスワードのデータを入力する場合は、LogonMechData属性を宣言しないでください。
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