16.20 - グローバル領域のアカウンティング - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage NewSQLエンジンのリリース サマリー

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Release Date
2019年3月
Content Type
リリース ノート
Publication ID
B035-1098-162K-JPN
Language
日本語 (日本)

グローバル(またはシステム)レベルで容量制限を管理し、AMPレベルの領域管理を強化するため、領域アカウンティングおよび領域管理インフラストラクチャが機能強化されています。これらの拡張機能は、グローバル領域アカウンティングと呼ばれます。システム制限は、ソフト制限です。ソフト制限はパーセンテージとして指定され、DBS制御のシステム レベルで設定することができます。ソフト制限設定は、固定領域、スプール領域、および一時領域に適用されます。

以前、領域アカウンティング システムはAMPに行が均等に配分されることを想定しました。データベースとユーザー領域の制限は、定義されている最大制限値をシステムのAMP数で割った値にAMPレベルで設定されました。スペースはAMPレベルで管理および監視されます。領域制限は、ハード制限でした。長時間実行されるロード ジョブなど、使用状況がハード制限を超えたトランザクションはハード制限を上げた後に再実行する必要がありました。

CREATE DATABASE、MODIFY DATABASE、CREATE USER、およびMODIFY USER文は、AMPごとの割り当て(グローバル最大領域の制限値をAMP数で割った値)を超える最大AMP領域使用状況を許可するスキュー制限パーセントを指定するように拡張されています。領域制限はグローバル レベルで設定され、データがテーブルに追加されるかテーブルから削除されたときにAMPレベルで監視することにより、使用率の合計がグローバル レベルの領域制限を超えないようにします。スキュー係数は、実際の使用状況がAMPごとの割り当てを超える可能性があるパーセンテージです。AMPごとのスキュー制限までの使用率を許可し、必要に応じてAMPに領域が割り当てられます。

UpdateSpace、UpdateDBC、Reconfig、システム移行、RebuildなどのAMPユーティリティがグローバル領域アカウンティングをサポートするよう拡張されています。Reconfigは、DBC、および必要に応じてすべてのユーザーとデータベースへの領域配分に対する変更を処理するように強化されています。

利点

  • データベース管理者は、Viewpointユーティリティ スペース監視および管理ポートレットを使用してスペース割り当てを管理および監視し、スペース割り当てを調整するための対応処置をとることができます。
  • ソフト制限は、領域の制限値の境界条件の下で改良されたトランザクションの信頼性を提供します。データベース管理者は、アプリケーションが中断することがなく完了できるように必要な対応処置をとって制限を調整することで警告に対応できます。
  • 領域使用状況がAMPで偏っているとき、データベース管理者は、デフォルトのすべてのAMPで均等なスペース割り当てよりも、適切なスキューの割合を設定することでより効率的に領域を管理できます。
  • データベース管理者は、システム拡張に備えて領域を追加することができます。システムのすべてのユーザーとデータベースに対して領域を調整できます。
  • データベース管理者は、DBS制御を使用すると、ソース システムより大きいターゲット システムにDBCを復元し、この比例した領域配分を活用することができます。

考慮事項

  • Reconfigは、DBC、および必要に応じてすべてのユーザーとデータベースへの領域配分に対する変更を処理するように強化されています。デフォルトでは、すべての新しい領域がDBCに配分されます。データベースやユーザーに比例して配分する新しい領域のサイズを指定することができます。
  • 実際の領域使用状況がデータベースまたはユーザー テーブルが存在するAMPで不均一になることが予想される場合、グローバル領域アカウンティング メソッドが推奨されます。例えば、予想外のスキューがある可能性がある大きな不明なデータ セットです。領域の設定は、最適なレベルに設定できます。
  • 2つの新しいプロシージャ、FixCurrentSpaceおよびFixAllocatedSpaceは、データベースのDatabaseSpaceテーブルのさまざまな現在および割り当て領域フィールドを管理しやすくするために提供されています。FixCurrentSpaceはUpdate Spaceユーティリティの代替として使用できます。

SQLの変更

  • CREATE DATABASEとMODIFY DATABASE PERMANENT、SPOOL、およびTEMPORARYパラメータにSKEWオプションが追加されました。
  • CREATE USERとMODIFY USER PERMANENT、SPOOL、およびTEMPORARYパラメータにSKEWオプションが追加されました。

追加情報

領域アカウンティングの詳細については、次を参照してください。
  • Teradata Vantage™ - データベース管理、B035-1093
  • Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144
  • Teradata Vantage™ SQL関数、式および述部、B035-1145
  • Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102
  • Teradata Vantage™ データ ディクショナリ、B035-1092