WITH句を使用すると、派生テーブルおよびビューの定義に1つ以上の共通テーブル式(CTE)を定義できます。CTEは、名前付きクエリーとも呼ばれます。
以前は、WITH句が複数のCTEを定義していた場合、CTEはWITH句で後続のCTEしか参照できませんでした。CTEは、WITH句で先行または後続のCTEを参照できるようになりました。
利点
CREATE VIEW文および派生テーブル定義には、後方と前方のCTE参照とWITH句を含めることができます。
考慮事項
CTEは自分自身を間接的に参照することはできません、つまり、循環参照は許可されません。
再帰的問合わせは、別の再帰的問合わせを直接的にも間接的にも参照できません。
WITH文修飾子で非再帰的問合わせと再帰的問合わせを混合する場合、すべての前方CTE参照またはすべての後方CTE参照を指定する必要があります。前方CTE参照と後方CTE参照を混合することはできません。
追加情報
詳細は、以下を参照してください。
- Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144
- Teradata Vantage™ SQLデータ操作言語、B035-1146