共通テーブル式の強化 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - 派生テーブルおよびビュー定義での共通テーブル式(CTE)

Teradata Vantage NewSQLエンジンのリリース サマリー

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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ja-JP/hqm1512077988481.ditamap
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ja-JP/hqm1512077988481.ditaval
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B035-1098
Product Category
Software
Teradata Vantage

WITH句を使用すると、派生テーブルおよびビューの定義に1つ以上の共通テーブル式(CTE)を定義できます。CTEは、名前付きクエリーとも呼ばれます。

以前は、WITH句が複数のCTEを定義していた場合、CTEはWITH句で後続のCTEしか参照できませんでした。CTEは、WITH句で先行または後続のCTEを参照できるようになりました。

利点

CREATE VIEW文および派生テーブル定義には、後方と前方のCTE参照とWITH句を含めることができます。

考慮事項

CTEは自分自身を間接的に参照することはできません、つまり、循環参照は許可されません。

再帰的問合わせは、別の再帰的問合わせを直接的にも間接的にも参照できません。

WITH文修飾子で非再帰的問合わせと再帰的問合わせを混合する場合、すべての前方CTE参照またはすべての後方CTE参照を指定する必要があります。前方CTE参照と後方CTE参照を混合することはできません。

追加情報

詳細は、以下を参照してください。
  • Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144
  • Teradata Vantage™ SQLデータ操作言語、B035-1146