ODBCのスカラー関数のサポート - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage NewSQLエンジンのリリース サマリー

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
dita:mapPath
ja-JP/hqm1512077988481.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/hqm1512077988481.ditaval
dita:id
B035-1098
Product Category
Software
Teradata Vantage

ODBC Driver for Teradataリリース14.10以降、エスケープ シーケンス内でスカラー関数を使用することが必要でしたが、この制限は廃止されます。Teradata Databaseではネイティブでサポートされるため、スカラー関数はエスケープ シーケンスなしで使用できます。さらに、ODBC Driver for Teradataは次のスカラー関数をサポートするようになりました。

関数呼び出し 目的
BIT_LENGTH(s) 指定された文字列のビット単位の長さを返します。
CONCAT(s1,s2[,...sn]) 2つ以上のパラメータ値を1つの文字列に連結します。
CURDATE() 現在日付を戻します。
CURTIME() 現在のローカル時間を返します。
DAYOFMONTH(e) 月初めから指定された日までの日数を返します。
DAYOFWEEK(e) 特定の日の曜日を返します。
HOUR(e) 指定された時刻式の時間フィールドを返します。
LOCATE(s1,s2[,p]) s2内でサブストリングs1が始まる位置を返します。
MINUTE(e) 指定された時刻式の分フィールドを返します。
MOD(x1, x2) 除算から剰余を返します。
MONTH(e) 年初めから指定された日までの月数を返します。
NOW() 現在の日付と時刻を返します。
SECOND(e) 指定された時刻式の秒フィールドを返します。
UCASE(s) すべての小文字が大文字に変換された、等しい文字列を返します。
WEEK(e) 年初めから指定された日までの週の数を返します。
YEAR(e) 指定した日の年を返します。
次の機能はODBCドライバをサポートするように更新されました。
関数呼び出し 変更
CURRENT_DATE() 括弧付き、または括弧なしで呼び出すことができます。
LENGTH(s) 数値式をサポートします。
LTRIM(s) 数値式に対して動作します。
RTRIM(s) 数値式に対して動作します。
SUBSTRING(s,p[,n]) 位置pで開始し、省略可能な長さがnである、sのサブストリングを返します。

利点

  • 顧客はスカラー関数を使用する既存のプロジェクトを変更する必要はありません。
  • Teradataは、すべてのTeradata製品およびプラットフォームで既存のスカラー関数をサポートします。

追加情報

詳細については、<Teradata Vantage™ SQL関数、式および述部、B035-1145>を参照してください。