ODBC Driver for Teradataリリース14.10以降、エスケープ シーケンス内でスカラー関数を使用することが必要でしたが、この制限は廃止されます。Teradata Databaseではネイティブでサポートされるため、スカラー関数はエスケープ シーケンスなしで使用できます。さらに、ODBC Driver for Teradataは次のスカラー関数をサポートするようになりました。
関数呼び出し | 目的 |
---|---|
BIT_LENGTH(s) | 指定された文字列のビット単位の長さを返します。 |
CONCAT(s1,s2[,...sn]) | 2つ以上のパラメータ値を1つの文字列に連結します。 |
CURDATE() | 現在日付を戻します。 |
CURTIME() | 現在のローカル時間を返します。 |
DAYOFMONTH(e) | 月初めから指定された日までの日数を返します。 |
DAYOFWEEK(e) | 特定の日の曜日を返します。 |
HOUR(e) | 指定された時刻式の時間フィールドを返します。 |
LOCATE(s1,s2[,p]) | s2内でサブストリングs1が始まる位置を返します。 |
MINUTE(e) | 指定された時刻式の分フィールドを返します。 |
MOD(x1, x2) | 除算から剰余を返します。 |
MONTH(e) | 年初めから指定された日までの月数を返します。 |
NOW() | 現在の日付と時刻を返します。 |
SECOND(e) | 指定された時刻式の秒フィールドを返します。 |
UCASE(s) | すべての小文字が大文字に変換された、等しい文字列を返します。 |
WEEK(e) | 年初めから指定された日までの週の数を返します。 |
YEAR(e) | 指定した日の年を返します。 |
次の機能はODBCドライバをサポートするように更新されました。
関数呼び出し | 変更 |
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CURRENT_DATE() | 括弧付き、または括弧なしで呼び出すことができます。 |
LENGTH(s) | 数値式をサポートします。 |
LTRIM(s) | 数値式に対して動作します。 |
RTRIM(s) | 数値式に対して動作します。 |
SUBSTRING(s,p[,n]) | 位置pで開始し、省略可能な長さがnである、sのサブストリングを返します。 |
利点
- 顧客はスカラー関数を使用する既存のプロジェクトを変更する必要はありません。
- Teradataは、すべてのTeradata製品およびプラットフォームで既存のスカラー関数をサポートします。
追加情報
詳細については、<Teradata Vantage™ SQL関数、式および述部、B035-1145>を参照してください。