テンポラル テーブルを含むクエリーのFROM句は、AS OF修飾子に加えて、VALIDTIMEおよびTRANSACTIONTIME修飾子のCURRENTおよびNONSEQUENCEDを受け入れることができるようになりました。AS OF修飾子は列式を受け入れることができるようになりました。
利点
- テンポラル テーブルに対するクエリーの柔軟性の向上。
- 文およびクエリーの個々のテーブル レベルでのテンポラル修飾子の混合が可能。
考慮事項
- FROM句のテンポラル修飾子は、文レベルの同じテンポラル次元の修飾子より優先されます。
- FROM句で参照されるテンポラル テーブルのvalid-timeまたはtransaction-time列は、クエリーのスコープ内にあるとみなされ、したがって、WHERE条件やJOIN条件のように、クエリー内の任意の場所で参照できます。
- AS OF修飾子のdate_timestamp_expressionがテーブルの列を参照する場合、Teradata Databaseは参照列の各値のテンポラル テーブルにAS OF修飾子を適用し、すべての結果の組み合わせを返します。
- UPDATE文またはDELETE文のFROM句内のテンポラル修飾子に関連するテーブルは、DELETE文またはUPDATE文が変更するテーブルにすることはできません。
SQLの変更
FROM句(テンポラル形式)
追加情報
FROM句(テンポラル形式)の詳細については、<Teradata Vantage™ テンポラル テーブル サポート、B035-1182>を参照してください。