ITプロフェッショナルはシステムのTCore値を確認および設定できます。TCoreは潜在的なパフォーマンスを測定します。TCoreの計算では、使用可能なCPUコアの数と各コアで使用可能なI/Oが考慮されます。
利点
- 顧客は、Elastic Performance on Demandの拡張機能の価値に束縛されることなく、追加のTCoreを有効にできます。
- IntelliFlex 2.1システムを使用している顧客に、データベースを再起動せずにオンデマンドでTCoreレベルを調整する(例えば、buy upおよびbuy down)セルフサービス機能を提供します。
- 指定されたシステムレベルのTCoreを維持するために、TCoreの主要コンポーネント(物理コアとI/O機能)をノードごとに動的に増減します。
- Elastic TCore機能は、新しいシステムまたは初期化されたシステムではデフォルトで有効になっています。(オプションでこの機能を無効にすることができます。)
考慮事項
- Teradata EPODプロセスはElastic TCoreの使用を監視します。これまでに購入したものよりも多くのTCoreを使用する顧客の場合、結果として追加料金が発生する可能性があります。
- これらの機能は、Intelliflex 2.1プラットフォームでのみサポートされています。
- 以前のバージョンからアップグレードされたシステムでは、Elastic TCore機能はデフォルトで無効になっています。TCoreベースの請求の条件を設定する購入契約を修正することで、この機能をこれらのシステムで有効にすることができます。
SQLの変更
- SYSLIB.GetSystemTcore()
- SYSLIB.SetSystemTcore()