FLUSH QUERY LOGGINGリクエストは、キャッシュされたオブジェクト使用数をデータ ディクショナリのObjectUsageテーブルに書き込むUSECOUNTオプションをサポートするようになりました。USECOUNTはALLDBQLオプションには含まれていません。USECOUNTはALLオプションに含まれています。
利点
ユーザーは、10分間のシステム デフォルト期間が期限切れになるか、キャッシュが満杯になるまで待たずに、アプリケーションで必要となるたびにオブジェクト使用数のキャッシュをフラッシュできるようになりました。
考慮事項
- データをキャッシュするパフォーマンス上の利点を維持するには、必要な場合にのみUSECOUNTオプションを使用します。
- ユーザーまたはアプリケーションの大多数で、10分間のシステム デフォルトよりも頻繁にオブジェクト使用数のキャッシュをフラッシュする必要がある場合は、代わりにDBS制御パラメータObjectUseCountCollectRateの値を小さくします。
- システムのビジー状態によっては、キャッシュのフラッシュの完了までに数秒かかることがあります。ユーザーは、DBC.ObjectUsageテーブルの行を問合わせるときにこの潜在的な遅延を考慮する必要があります。
USECOUNTオプションは、COLLECT STATISTICS文で使用されるシステム カウントをリセットしません。
SQLの変更
次のSQL文ではUSECOUNTオプションを受け入れるようになりました: FLUSH QUERY LOGGING。
追加情報
詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース管理、B035-1093>または<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>を参照してください。