システム ディクショナリには、システムで定義されているJARファイルおよびJava外部プロシージャを追跡するために排他的に使用される3つのテーブルがあります。これらのテーブルとそれぞれの目的を次の表に要約します。
テーブル名 | 目的 |
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DBC.Jar_Jar_Usage | 別のJARのSQL-Javaパスに含まれる各JARに対して行を1つ含んでいます。 これは、CおよびC++の#include宣言と同じで、1つのJARが別のJARからのコードをインクルードする必要があります。したがって、JAR AにJar BとJarCが含まれる場合、Jar Bに対するJar Aの依存関係のための1行と、Jar Cに対するJar Aの依存関係のための1行が、DBC.Jar_Jar_Usageに挿入されます。 外部プロシージャSQLJ.Alter_Java_Path()を呼び出すことで、JARのSQL-Javaパスのみを変更できます。つまり、SQLJ.Alter_Java_Path()への呼び出しアクションのみが、このテーブルに行を追加できます。 詳細については、<Teradata Vantage™- SQL外部ルーチン プログラミング、B035-1147>を参照してください。 |
DBC.Jars | インストールされたJARそれぞれに1行ずつ含みます。 JARは、SQLJ.Install_Jar()外部プロシージャへの呼び出しによってのみインストールできます。同じように、JARはSQLJ.Replace_Jar()外部プロシージャの呼び出しによってのみ置き換えることができます。 詳細については、<Teradata Vantage™- SQL外部ルーチン プログラミング、B035-1147>を参照してください。 |
DBC.Routine_Jar_Usage | 外部Java参照文字列でJARに命名するJava外部プロシージャそれぞれに1行ずつ含みます。 テーブルは、指定したJARでのJava外部プロシージャの依存関係を示します。 詳細については、<Teradata Vantage™- SQL外部ルーチン プログラミング、B035-1147>を参照してください。 |
JARを処理する列は、DBC.DBase、DBC.Dependency、およびDBC.TVMのそれぞれのテーブルにも存在します。これらのテーブルの構造と、その使用方法についての詳細は、<Teradata Vantage™ - データ ディクショナリ、B035-1092>および<Teradata Vantage™- SQL外部ルーチン プログラミング、B035-1147>を参照してください。
Java外部プロシージャを参照するオブジェクトを含むデータベースでのアーカイブと復元操作では、常にJavaプロシージャの情報を参照するディクショナリ行をアーカイブおよび復元します。