この文は、指定したUDTの作成テキストだけでなく、指定したタイプを作成してその動作を定義するためにユーザーが実行したすべてのDDL文(CREATE CASTを除く)を報告します。CREATE CAST DDLを報告するには、SHOW CAST文を使用する必要があります。
ARRAY型およびVARRAY型の場合、SHOW TYPEはARRAY型に対する最新のSQL作成テキストを、ARRAYキーワードを使用して、標準のTeradata構文で報告します。ARRAY型の順序付け機能およびデータ変換機能は、システム生成であり、返す作成テキストがないため、報告されません。
このレポートには、そのタイプの以下の関連DDL文およびそれをサポートするセマンティクス(以下の定義の作成テキストを含む)に関する情報が記載されます。
- CREATE TYPE
- CREATE ORDERING
- CREATE TRANSFORM
SHOW TYPEは、DISTINCT型のどのシステム生成の順序付け、またはデータ変換の作成テキストも返しません。それらの機能の作成に、CREATE ORDERING、またはCREATE TRANSFORM文が実行されていないからです。したがって、システム生成のキャスト、順序付け、またはデータ変換について報告できる作成テキストはありません。
ユーザー定義キャストの指定はオプションであるため、特定のUDTについてはキャスト定義がない場合があります。この場合、Teradata Databaseは「No rows returned」というメッセージをリクエスト側に返して、指定されたUDTにはキャストが定義されていないことを示します。