17.00 - 17.05 - 再帰的クエリーのステップ構築ロジック - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 詳細トピック

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.00
17.05
Release Date
2020年6月
Content Type
プログラミング リファレンス
Publication ID
B035-1184-170K-JPN
Language
日本語 (日本)

データベースはシードの部分と再帰処理の部分を識別するために再帰的クエリーを構文解析します。システムは、シード コンポーネントが、再帰参照を行なわない再帰的クエリーの本体のすべてのSELECT文になるように定義します。デフォルトでは残りはすべて再帰的コンポーネントになるように定義されます。

例として次の再帰的ビュー定義を考えます。

CREATE RECURSIVE VIEW tc (source, destin, carrier, depth) AS (
  SELECT f.source, f.destin, f.carrier, 0 AS depth 
  FROM flights AS f 
  WHERE f.source = 'Paris' 
UNION ALL
  SELECT tcq.source, f.destin, f.carrier, tc.depth+1 AS depth
  FROM tc tcq, flights AS f
  WHERE tcq.destin=f.source
  AND   depth <= 100
UNION ALL
  SELECT tcq.source, r.destin, 'EuroRail', tc.depth+1 AS depth
  FROM tc AS tcq, trains AS r
  WHERE tcq.destin=r.source
  AND   depth <= 100
UNION ALL
  SELECT r.source, r.destin, 'EuroRail', 0 AS depth 
  FROM trains AS r 
  WHERE r.source = 'Kaiserslautern');

ビュー定義のシード クエリー コンポーネントが太字テキストで強調されています。システムは残りのSQLテキストをすべて定義の再帰的コンポーネントとして扱います。

最適化ルーチンがクエリーを処理するステップを構築する方法を調べる基礎として次のビュー定義を考えます。

CREATE RECURSIVE VIEW reachable_from (destin, cost,depth) AS (
  SELECT root.destin,root.cost, 0 AS depth
  FROM flights AS root
  WHERE root.source = 'paris'
UNION ALL
  SELECT result.destin, seed.cost + result.cost, seed.depth + 1
         AS newdepth
  FROM reachable_from AS seed, flights AS result
  WHERE seed.destin = result.source
  AND   newdepth <= 20);

以下のクエリーのEXPLAINには、RootからのRETRIEVEステップが含まれています。これは、("Destin = Result.Source") AND "((Depth+1)<= 20)"の結合条件とともにResultからのプライマリ インデックス"Root.Source = 'Paris'" JOINステップを経由したものです。

EXPLAIN SELECT *
FROM reachable_from;
仮定に基づいたEXPLAINレポート:
  • Spool 1は、プライマリ インデックス"Root.Source = 'Paris'"を経由したRootからのRETRIEVEステップのシード クエリー用に構築されたステップの結果の計算に使われるプランです。
  • 次に、シード クエリー ステップの結果をSpool 2に送ります。これには最終結果が入ります。
  • クエリーの再帰的ステップは、("Destin = Result.Source") AND "((Depth+1)<= 20)"の結合条件とともに、ResultからのJOINステップ内で実行されます。

    これはSpool 1をシード結果として使用し、それをflightsに結合します。

  • その結合の結果のSpool 3は、次のシードとして取り扱われます。

    Spool 3はSpool 1にデータを送ります。このSpool 1は再びシード クエリーステップの構築プロセスで使用されます。

    Spool 1は、「Last Use」とすることによってクリアされます。

  • 再帰的ステップは、結果が空になるまで繰り返し実行されます。
  • Spool 2から取り出した行をSpool 4に入れると、リクエスト元に返される最終結果セットが生成されます。