REPLACE TRIGGERは、CREATE TRIGGERリクエストが後に続くDROP TRIGGERリクエストとして実行されます。ただし、元のトリガーに付与されていた権限の処理を除きます。データベースは、置換トリガーの元のトリガーに直接付与されていた権限をすべてそのまま保持します。
指定したトリガーが存在しない場合、REPLACE TRIGGER文は、そのトリガーを作成します。この場合、REPLACE文はCREATE TRIGGER文と同じように作用します。
トリガーを置換する際にエラーが生じた場合、既存のトリガーは除去されずに、置換が試行されるより前の定義がそのまま保持されます。
REPLACE TRIGGERは、トリガーが最初に作成されたときに生成されたタイムスタンプを変更しません。トリガーのタイムスタンプの変更については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>の「ALTER TRIGGER」を参照してください。