DELETE USERリクエストは、指定されたユーザー内に含まれるすべてのデータベース オブジェクトを削除します。他のデータベースまたはユーザー内に含まれるデータベース オブジェクトが削除したオブジェクトを参照していた場合、参照元のオブジェクトは有効でなくなります。
SQL UDFは、定義内で、UDTを含め、別のデータベース オブジェクトを参照できます。そのようなオブジェクトは、常に個別に、またはDELETE USERリクエストを実行したときに集合的に削除できます。この場合、UDFは無効になります。逆に、SQL UDF自体はさまざまなデータベース オブジェクトによって参照できます。そのような関係のSQL UDFが削除された場合、またはそれが属するデータベースやユーザーが削除された場合、それらを参照するデータベース オブジェクトは有効性を失います。
例えば、ユーザーordersに、SQL UDFによって参照されるテーブルが含まれるデータベースdf2を持ち、何らかの理由で、ordersの内容を削除するとします。影響を受けたSQL UDFをリクエストが次に参照したとき、Teradata Databaseはリクエストをアボートし、リクエスト側にエラーを返します。