STRUCTURED型UDTは、異なる初期化オプションを備えた複数のコンストラクタ メソッドを持つことができます。コンストラクタのメソッド名は同じですが、それぞれのパラメータ リストは異なっているので、メソッド シグネチャが異なっていることが分かります。
以下に、STRUCTURED型in_state()のコンストラクタ メソッドの例を示します。
CREATE TYPE address ... CONSTRUCTOR METHOD address(VARCHAR(20), CHARACTER(5) ) RETURNS address SELF AS RESULT LANGUAGE C DETERMINISTIC
このコンストラクタ メソッドは、2つの文字列を入力として取り、それらを使用してin_state() STRUCTURED型の属性を初期化します。
NEW構文を使用してコンストラクタ メソッドを呼び出すことができます(詳細については、<Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部、B035-1145>を参照してください)。
以下の箇条書きリストに、コンストラクタ メソッドを呼び出す方法を要約します。
- NEW構文:
NEW structuredTypeName( ... )
- NEW例:
NEW address('10795 Via Del Campo', '92127')