テーブルの特性の一部を変更し、選択したパーティションをそのテーブルに復元したりコピーしたりする機能を保持することは可能ですが、パーティション テーブルに対するその他の操作によって、選択したパーティションをテーブルに復元することはできなくなります。
以下のテーブル定義の変更を行なっても、ターゲットとなるテーブルまたは参照されるテーブルで選択されるパーティションの後続の復元は行なえます。
- テーブルの意味上の整合性に影響しないテーブル レベルのオプションの変更。これには以下が含まれます。
- フォールバック保護(ALTER TABLEおよびFALLBACKを参照)。
- ジャーナリング属性(一時ジャーナリングを参照)。
- 空き領域の比率。
- データ ブロック サイズ(IMMEDIATE DATABLOCKSIZEを参照)。
これらのオプションの詳細については、CREATE TABLE (テーブルのオプション句)も参照してください。
- パーティション式の変更。これらのオプションの詳細については、テーブルのパーティション変更に関するルールおよびCREATE TABLE (インデックスの定義句)を参照してください。
- 列レベルまたはテーブル レベルのCHECK制約の変更。これらのオプションの詳細については、CHECK制約の追加および削除およびCREATE TABLE (列の定義句)を参照してください。
ターゲットおよびソースが異なるシステムの場合、前述の操作をターゲット システムの影響を受けるテーブルに対して繰り返し、それら2つが同期していることを確認する必要があります。
以下のALTER TABLE操作を実行すると、選択したパーティションの復元操作またはコピー操作をターゲット テーブルまたは参照先のテーブルに対して行ないます。
- 列の追加または削除(テーブルからの列の削除およびテーブルへの列の追加を参照)。
- 既存の列の定義の変更(前述の例外を除く)。
- テーブル間の参照整合性のリレーションシップの追加、削除、または変更(標準の参照整合性制約の追加および削除を参照)。
パーティションの部分的な復元操作に関する注意点、手順、その他の詳細情報については、<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>と<Teradata® Archive/Recovery Utilityリファレンス、B035-2412>を参照してください。