SHOW STATISTICS VALUESオプションの出力は、一連の出力リクエスト行を持つスプールです。テーブル レベルのSHOW STATISTICS VALUESの場合、または複数の列またはインデックスのセットを指定する場合、応答に複数の統計からの出力を含めることができます。SEQUENCEDオプション(VALUESオプションも指定した場合にのみ有効)を使用すると、スプール内の連続する各統計データの連番を報告できます。データベースはこの連番を使用して、各統計出力の境界を識別します。
例えば、テーブルの3つの統計について報告された詳細統計が必要であり、個々の詳細統計のサイズが次のとおりであるとします。
統計グループ | サイズ(KB) |
---|---|
1 | 150 |
2 | 30 |
3 | 100 |
データベースは、3つの統計グループの出力を、スプールに連番と共に挿入します。連番は、出力リクエストテキストの正しい順序を維持するために使用できます。出力のスプールは、それぞれ最大64KBのシーケンスに分割されます。このため、データベースでは、64 KBまでの出力リクエスト テキストを最初のシーケンスに挿入し、残りをそれ以降のシーケンスに挿入します。
この例での最終出力と連番は、次のようになります。統計出力2は30 KBしかないため、これはすべて単一のシーケンスに入れることができます。
統計出力 | 連番 | サイズ(KB) |
---|---|---|
1 | 1 | 64 |
2 | 64 | |
3 | 22 | |
2 | 1 | 30 |
3 | 1 | 64 |
2 | 36 |
次の例は、SEQUENCEDオプションの様々な使用法を示しています。
以下のSHOW STATISTICSリクエストは、使用可能なすべてのtable_1の詳細統計を連番と共に表示します。
SHOW STATISTICS VALUES SEQUENCED ON table_1;
以下のSHOW STATISTICSリクエストは、x1の列table_1に関する詳細統計を連番と共に表示します。
SHOW STATISTICS VALUES SEQUENCED COLUMN x1 ON table_1;
以下のSHOW STATISTICSリクエストは、x1の列y1とtable_1に関する詳細統計を連番と共に表示します。
SHOW STATISTICS VALUES SEQUENCED COLUMN x1, COLUMN y1 ON table_1;
以下のSHOW STATISTICSリクエストは、使用可能なすべてのtable_1の詳細統計を連番と共にXML形式で表示します。
SHOW IN XML STATISTICS VALUES SEQUENCED ON table_1;