DISTINCT型UDTの場合とは異なり、システムが新しく作成したSTRUCTURED型UDTに対してデフォルトのキャスト機能を自動的に作成することはない。この例外として、PERIODおよび地理空間データ型(Teradata内部STRUCTURED型UDT)とそれらのデフォルト キャストは事前定義されています。
STRUCTURED型UDTのサポートに必要な変換をサポートするキャスト機能を、オプションに作成することができます。
STRUCTURED型UDTに明示的なキャスト機能を作成することは必須ではないが、STRUCTURED型UDTがUSING要求修飾子など特定のSQL式で実行されたり、FastloadやMultiLoadなどのさまざまなロード操作に関係したりする場合には、キャスト機能を作成することが必要になります。
STRUCTURED型にすでにキャスト機能が定義されているかどうかを調べるには、HELP TYPE文を使用します(HELP TYPEを参照)。