インデックスまたは列セットに関する統計を収集するときに、その統計の名前を指定することもできます。名前が必須になるのは、列参照以外を対象にした統計の場合です。
後でその名前を使用して、収集した統計の再収集、コピー、転送、ヘルプ情報の確認、情報の表示、削除の操作を実行できます。統計名の設定に関するルールは、データベース オブジェクト名の設定に関するルールと同じです(<Teradata Vantage™ - SQLの基本、B035-1141>を参照)。
統計を再収集するときに、列の順序が変わっていると、最適化ルーチンは、統計を新規に収集することになります。収集する統計に名前を指定し、その名前を使用して統計を再収集すれば、新しい統計が作成されずに、既存の統計が再収集されます。
テーブルまたは定数式の統計で重複した名前を使用することはできません。統計名を使用して統計を再収集する場合は、COLUMN指定だけを使用できます。