一時ジャーナルは、システムが保守するディクショナリ テーブルで、さまざまなシステム障害やデッドロックからトランザクションを保護する方法を提供します(デッドロックの説明は、<Teradata Vantage™- SQLリクエストおよびトランザクション処理、B035-1142>を参照)。Teradata Databaseによって処理される各トランザクションは、トランザクションが到達する行の変更前イメージを記録します。次に、トランザクションに何らかの理由で障害が発生した場合、変更した行の変更前イメージが一時ジャーナルから取り出されて、変更が上書きされ、トランザクションが発生する前と同じ状態に行を戻すことができます。Teradata Databaseは、トランザクションのコミット後、一時ジャーナルからすべての変更前イメージを削除します。