SQLプロシージャを作成すると、Teradata Databaseは、そのプロシージャの定義と一緒に現在のセッションのタイムゾーンを格納します。その結果、そのプロシージャに含まれているSQL制御言語要素とSQL文を常に同じタイムゾーンで実行し、常に一貫性のある結果を生成することが可能になります。 ただし、プロシージャに入力パラメータとして渡される時刻とタイムスタンプのデータでは、プロシージャの作成時のタイムゾーンではなく実行時セッションのタイムゾーンが使用されます。
AT TIME ZONEオプションを使用すると、プロシージャを再コンパイルする際にSQLプロシージャのすべてのSQL要素に関するタイムゾーンをリセットできます。その後、Teradata Databaseは新しく指定されたタイムゾーンを、プロシージャの作成時タイムゾーンとして格納します。
AT TIME ZONEを指定できるのは、COMPILE [ONLY]オプションを指定する場合に限られます。また、COMPILE [ONLY]の指定の後に記述する必要もあります。そうでない場合、システムはリクエスト側にエラーを返します。