原則として、ユーザー作成アプリケーションではREDRIVEというクエリー バンド名を使用しないでください。その名前は、Teradataやサード パーティTeradataパートナーが作成するアプリケーションのために予約されています。
再ドライブ クエリー バンドを設定するための構文は以下のとおりです。
SET QUERY_BAND = 'redrive=off;' FOR SESSION; SET QUERY_BAND = 'redrive=on;' FOR SESSION;
再ドライブ機能は、ログオン時にセッションに割り当てられます。セッションで再ドライブが有効になると、再ドライブ クエリー バンドを使用して、そのセッションが終了するまでの間、再ドライブ保護のONとOFFを切り替えることができるようになります。
再ドライブがOFFに設定されると、そのセッションで後続のSQLリクエストに対する再ドライブ保護が無効になります。再ドライブをOFFにすると、データベース障害後の実行済みのSQLリクエストに関するTeradata Databaseの自動回復が無効になり、あらゆる回復がアプリケーションによって制御されるようになります。
再ドライブがONに設定されると、そのセッションで後続のSQLリクエストに対する再ドライブ保護が有効になります。
後続のクエリー バンドが処理されると、SET QUERY_BAND文でUPDATEオプションが指定されていない限り、以前のクエリー バンドは完全に置き換えられます。特定の再ドライブ動作を維持する必要があるセッションでは、再ドライブのname:valueのペアを指定して目的の再ドライブ属性が後続のクエリー バンドに含まれるようにするか、UPDATEオプションを使用して既存のクエリー バンドに追加する必要があります。後続のクエリー バンドで再ドライブ属性が省略されている場合、Redrive ParticipationはRedriveDefaultParticipation DBS制御フィールドで指定された値に戻ります。
再ドライブ機能の詳細については、次を参照してください。
- Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093
- <Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>のRedriveProtectionおよびRedriveDefaultParticipation DBS制御フィールド