さまざまな目的にTeradataユーザーが使用できるディスク領域の最大量を定義できます。
上記の表で略述したように、システムは必要に応じて、定義済みのPERMANENT、SPOOLまたはTEMPORARYディスク領域の制限を、要求された領域以下でシステム上のAMP数の最大倍数になるように変更します。
以下の領域タイプをユーザーに定義しない場合 | システム割り当て領域が以下の両方の基準を満たす最大値になる |
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SPOOL |
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TEMPORARY |
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ユーザーに割り当てるSPOOL領域の量は、各ユーザーによるワークロードに適したレベルに制限してください。一部のユーザーが他のユーザーよりも多くのスプール領域を要求している間は、ユーザーに対するスプール割り当てのサイズを、結果セットの処理に十分であり、かつ、ディスク領域が少なくなった場合にMiniCylPackなどの領域管理ルーチンを実行可能であるようなサイズにします。ただし、直積が原因の暴走クエリーや、その他のよくあるSQLコーディング エラーが発生した場合に、強制的にスプール オーバーフロー エラーを発生させることができる程度の小さなサイズに抑える必要があります。
ユーザー領域の詳細について、<Teradata Vantage™ - データベースの設計、B035-1094>および<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>を参照してください。