SHOW STATISTICSリクエストには、次のルールとガイドラインが適用されます。
- Teradata Databaseは、データベース オブジェクトについてのSQLテキストを報告するときに、同一のUSINGオプションが指定された列またはインデックスを単一のCOLLECT STATISTICSリクエストにまとめます。
USINGオプションが異なる複数の列がある場合、Teradata Databaseは、それに対応するUSINGオプションを使用した複数のCOLLECT STATISTICSリクエストを報告します。
- VALUESオプションにより、指定したデータベース オブジェクトについての詳細統計が報告されます。列またはインデックスを指定しないと、Teradata Databaseは、データベース オブジェクトに含まれるすべての列の詳細統計を報告します。
- SUMMARYオプションを指定すると、Teradata Databaseは、指定したテーブルまたはインデックスについてのテーブル レベルのサマリー統計のみを報告します。
- IN XMLオプションを指定することなくSHOW STATISTICSリクエストを実行すると、報告された統計に対して次の事項を実行できます。
- VALUESオプションにより報告される詳細統計を、それらの統計のバックアップとして使用。
- それらが報告されたままの状態で、Teradata Databaseに送信する。
- デュアル アクティブの環境にある他のシステムに統計を転送。
- SHOW STATISTICSリクエストを実行し、IN XMLオプションを指定すると、グラフ表示やデータ変換などのメソッドを使用した統計データの高度な処理による出力を使用できます。
- Teradata Databaseは、UTC形式で日付、時刻およびタイムスタンプ データを表示します。
統計のエクスポート時には、ローカル タイムゾーンへの変換は行なわれません。
同じように、COLLECT STATISTICSにVALUES句を指定してインポートする際、最適化ルーチンはUTCへの変換を実行しません。受け取るデータはUTC形式であると想定されています。これにより、SHOW STATISTICSリクエストを使用したエクスポートと、そのSHOW STATISTICSの出力を再実行したインポート時に、Teradata Database操作のセッションのタイムゾーンに関係なくデータの一貫性が保てるようになります。