次のケースが、ALTER TABLE TO CURRENT文を使用してデータが挿入されたテーブルのパーティション式の変更に当てはまります。
次のパーティション定義を考えます。
CREATE TABLE ppi_1 ( i INTEGER, j DATE) PRIMARY INDEX(i) PARTITION BY CASE_N(j < DATE '2011-01-01', j >= DATE '2011-01-01')
現在の日付がDATE '2011-01-01'であると想定します。ppi_1にデータが読み込まれた後で、通常のALTER TABLE文を使用してテーブルppi_1のパーティション定義を変更することはできません。しかし、例えばppi_2のように定義を変更して、単純な日付ではなくCURRENT_DATE関数を使用してテーブルを定義すれば、ALTER TABLE TO CURRENT文を使用して定義を変更できます。
ppi_1のパーティション式の定義をこのように変更する場合、パーティション式のDATEの指定をCURRENT_DATEの指定で置き換えます。これにより、ALTER TABLE TO CURRENT文を使用して日付を変更できます。
CREATE TABLE ppi_2 ( i INTEGER, j DATE) PRIMARY INDEX(i) PARTITION BY CASE_N(j < CURRENT_DATE, j >= CURRENT_DATE)
この例では、CURRENT_DATEの解決後の値は、DATE '2011-01-01'になります。