次の例は、CREATE CASTとREPLACE CASTを拡張して、HELP CAST euro(CREATE CASTとREPLACE CASTおよびCREATE CASTとREPLACE CASTを参照)にオプションを指定せずに実行した場合の出力を示しています。
HELP CAST euro; Source Target Cast Routine As Assignment ---------------------------------------------------------------------- euro DECIMAL(10,2) System YES DECIMAL(10,2) euro System YES us_dollar euro UstoEuro YES euro us_dollar EurotoUS NO
このレポートについては、以下の点に注意が必要です。
- このUDTには2つのキャスト対(euro:DECIMALとeuro:us_dollar)があるので、レポートは4行になります。
- euro:DECIMALキャスト対はシステム生成でしたが(どちらのキャスト ルーチンにもSystemという名前が付いていることから分かる)、euro:us_dollarキャスト対はユーザー定義でした。
- euroからus_dollarへのキャストの定義にAS ASSIGNMENTオプションが指定されていないため、このキャストの暗黙キャストはありません。