次の表に、HELP SESSIONリクエストで報告される属性をまとめます。
属性 | データ型 | NULL受入可能 | 説明 |
---|---|---|---|
User Name | VARCHAR(30) | いいえ | セッションの所有者の名前を報告します。 |
Account Name | VARCHAR(30) | いいえ | このセッションで現在有効になっているアカウント名を報告します。<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>の「SET SESSION」を参照してください。 |
Logon Date | CHAR(8) | いいえ | Teradata Databaseへのログオンの日付を報告します(YY/MM/DD形式)。 |
Logon Time | CHAR(8) | いいえ | Teradata Databaseへのログオンの時刻を報告します(HH:MM:SS形式)。 |
Current Database | VARCHAR(30) | いいえ | セッションに現在デフォルトとして定義されているデータベースを報告します(DATABASEおよびCREATE USERを参照)。 |
Collation | VARCHAR(15) | いいえ | セッションに定義されているソート順序を報告します。CREATE USERおよびTeradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144のSET SESSIONを参照してください。
|
Character Set | VARCHAR(30) | いいえ | セッションに現在定義されている文字セットを報告します。 |
Transaction Semantics | VARCHAR(8) | いいえ | セッションがANSIモードであるかTeradataセッション モードであるかを報告します。
|
Current Dateform | VARCHAR(11) | いいえ | 日付の値のエクスポートおよびインポートに対する現在のモードを報告します。 日付形式については、<Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143>を参照してください。
|
Session Time Zone | VARCHAR(6) | いいえ | セッションによって現在使用されているタイムゾーンの値を報告します。INTERVAL HOUR TO MINUTE形式で表示されます。 例えば、-08:00などです。これは、UTCのオフセットです。 |
Default Character Type | VARCHAR(30) | いいえ | 現在のセッションにログオンしているユーザーのデフォルトの文字タイプを報告します。 |
Export Latin | CHAR(1) | いいえ | このセッションの各文字データ型のエクスポート幅値を報告します(<Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143>を参照)。 Kanji1文字データ型に対するエクスポート幅は報告されません。 そのようなデータに対するエクスポート幅は常に1であるためです。
|
Export Unicode | CHAR(1) | いいえ | |
Export Unicode Adjust | CHAR(1) | いいえ | |
Export KanjiSJIS | CHAR(1) | いいえ | |
Export Graphic | CHAR(1) | いいえ | |
Default Date Format | VARCHAR(30) | いいえ | データベース管理者がSDF (Specification for Data Formatting: データ形式設定仕様)ファイルに設定したデフォルトの日付出力形式を報告します。このカスタム日付形式は、DATEFORMがIntegerDateに設定された場合の日付のデフォルト形式になります。 DEFAULT DATE FORMATのデータ型とシステム定義された文字セットについては、この表に前出の「User Name」を参照してください。 日付形式については、<Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143>を参照してください。 SDFのデフォルト日付出力形式の変更と日付形式設定文字の定義については、<Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143>を参照してください。 |
Radix Separator | CHAR(1) | いいえ | 金額の数値型データの整数部と小数部を区切る文字。 この値は、数値データの出力文字列のFORMAT句でDが出現する箇所にコピーされます。 |
Group Separator | CHAR(1) | いいえ | 金額の文字列の整数部の数字グループを区切る文字。 Currency Group Separatorの値を数値データの出力文字列にコピーする条件は、Currency Grouping Ruleの値で指定します。 |
Grouping Rule | VARCHAR(30) | いいえ | 金額の数値型データの出力にCurrency Group Separatorの値を挿入する条件として指定する桁数。つまり、この桁数ごとに、Currency Group Separatorの値が挿入されます。 この桁数の条件は、形式設定文字のGを含んだFORMAT句を使用する数値データの出力に適用されます。 |
Currency Radix Separator | CHAR(1) | いいえ | 金額の数値型データの整数部と小数部を区切る文字。 形式文字列に通貨記号または名前の形式要素が含まれる場合、値が返されます。 |
Currency Group Separator | CHAR(1) | いいえ | 金額の文字列の整数部の数字グループを区切る文字。 形式文字列に通貨記号または名前の形式要素が含まれる場合、値が返されます。 |
Currency Grouping Rule | VARCHAR(30) | いいえ | 金額の数値型データの出力にCurrency Group Separatorの値を挿入する条件として指定する桁数。つまり、この桁数ごとに、Currency Group Separatorの値が挿入されます。 形式文字列に通貨記号または名前の形式要素が含まれる場合、値が返されます。 |
Currency Name | VARCHAR(30) | いいえ | 完全につづったローカル通貨名。この値は、金額の数値データの出力文字列のFORMAT句でNが出現する箇所にコピーされます。 |
Currency | VARCHAR(30) | いいえ | ローカル通貨記号。この値は、金額の数値データの出力文字列のFORMAT句でLが出現する箇所にコピーされます。 |
ISOCurrency | VARCHAR(30) | いいえ | ISO 4217で定義されている大文字の3文字コードで表記したローカル通貨。この値は、金額の数値データの出力文字列のFORMAT句でCが出現する箇所にコピーされます。 |
Dual Currency Name | VARCHAR(30) | いいえ | 完全につづった二重通貨名。この値は、金額の数値データの出力文字列のFORMAT句でAが出現する箇所にコピーされます。 |
Dual Currency | VARCHAR(30) | いいえ | 二重通貨記号。この値は、金額の数値データの出力文字列のFORMAT句でOが出現する箇所にコピーされます。 |
Dual ISOCurrency | VARCHAR(30) | いいえ | ISO 4217で定義されている大文字の3文字コードで表記した二重通貨。この値は、金額の数値データの出力文字列のFORMAT句でUが出現する箇所にコピーされます。 |
Default ByteInt Format | VARCHAR(30) | いいえ | BYTEINTデータ型に適用されるデフォルトの出力形式。 |
Default Integer Format | VARCHAR(30) | いいえ | INTEGERデータ型に適用されるデフォルトの出力形式。 |
Default SmallInt Format | VARCHAR(30) | いいえ | SMALLINTデータ型に適用されるデフォルトの出力形式。 |
Default Numeric Format | VARCHAR(30) | いいえ | NUMERICデータ型およびDECIMALデータ型に適用されるデフォルトの出力形式。 |
Default Real Format | VARCHAR(30) | いいえ | REALデータ型、DOUBLE PRECISIONデータ型、およびFLOATデータ型に適用されるデフォルトの出力形式。 |
Default Time Format | VARCHAR(30) | いいえ | TIMEデータ型およびTIME WITH TIME ZONEデータ型に適用されるデフォルトの出力形式。 |
Default Timestamp Format | VARCHAR(30) | いいえ | TIMESTAMPデータ型およびTIMESTAMP WITH TIME ZONEデータ型に適用されるデフォルトの出力形式。 |
Current Role | VARCHAR(30) | いいえ | セッションに関する現在のロールを報告します。適用されるロールがない場合、空の文字列が返されます。 |
Logon Account | VARCHAR(30) | いいえ | Teradata Databaseにログオンしたときに使用したアカウント名を報告します。 |
Profile | VARCHAR(30) | いいえ | このセッションに関連付けられているプロファイルの名前を報告します。 Profileのデータ型とシステム定義された文字セットについては、この表に前出の「User Name」を参照してください。 |
LDAP | CHARACTER(1) | いいえ | LDAPディレクトリが認証するセッションかどうか、およびディレクトリのユーザーがデータベース ユーザーにマップされているかどうかを報告します。
|
Audit Trail ID | VARCHAR(30) | いいえ | ユーザーがディレクトリ管理かデータベース管理かには関係なく、アクセス ロギングに使用する名前を報告します。 システムは、User Name列に対応する永久ユーザー名のない外部ユーザーの値を保存します。 |
Current Isolation Level | CHARACTER(2) | いいえ | 現在のセッションに対するデフォルト読み取り専用分離レベルを報告します。
|
Default BigInt Format | VARCHAR(30) | いいえ | BIGINTデータ型のデフォルト出力形式を報告します。この値は、データベース管理者がSDF (Specification for Data Formatting: データ形式設定仕様)ファイルに設定します。 属性がDefault BIGINT Formatの場合、デフォルトの出力形式がBIGINTデータ型に適用されます。 SDFのデフォルトのデータ型出力形式の変更と形式設定文字の定義については、<Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143>を参照してください。 |
Query Band | VARCHAR(8201) | いいえ | クエリー バンドがない場合、クエリー バンドテキストには空の文字列が含まれます。 トランザクション クエリー バンドしかない場合、クエリー バンドテキストには次の文字列が含まれます。
=T> transaction_queryband
transaction_queryband はトランザクションのクエリ バンド。セッション クエリー バンドしかない場合、クエリー バンドテキストには次の文字列が含まれます。
=S> session_queryband
session_queryband は、現在のセッションのクエリ バンド。トランザクション クエリー バンドとセッション クエリー バンドの両方がある場合、クエリー バンドテキストには次の連結文字列が含まれます。
=T> transaction_queryband =S> session_querybandtransaction_querybandはトランザクション用のクエリーバンドで、session_querybandは現在のセッション用のクエリーバンドです。 |
Proxy User | VARCHAR(30) | いいえ | セッションで使用されるプロキシ接続がある場合に、プロキシ ユーザーの名前を報告します。 セッションで使用されるプロキシ接続がない場合は、空の文字列が返されます。 |
Proxy Role | VARCHAR(30) | いいえ | セッションで使用されるプロキシ接続があり、プロキシ ユーザーにロールが割り当てられている場合、プロキシ ロールによりそのロールの名前が報告されます。 セッションで使用されるプロキシ接続がない場合、あるいはロールがプロキシ ユーザーに割り当てられていない場合、プロキシ ロールにより空の文字列が返されます。 |
Constraint1Name | VARCHAR(30) | いいえ | 行レベル セキュリティ制約の名前。 行レベル セキュリティ制約が適用されない場合、Constraint_n_Nameはnullになります。 セッションに複数のセキュリティ制約が適用されている場合は、それぞれに固有の識別番号が表示されます。以下に例を示します。 Constraint1Name Constraint1Value Constraint2Name Constraint2Value... |
Constraint1Value | CHAR(68) | いいえ | Constraint nNameのデフォルトのセッション ラベルに有効なコード。 行レベル セキュリティ制約が適用されない場合、Constraint_n_Valueはnullになります。 |
Temporal Qualifier | VARCHAR(1024) | いいえ | 現在のセッションに対するデフォルトテンポラル属性を報告します。 テンポラル列については、<Teradata Vantage™ - ANSIテンポラル テーブル サポート、B035-1186>および<Teradata Vantage™ - テンポラル テーブル サポート、B035-1182>を参照してください。 |
Calendar Name | VARCHAR(128) | いいえ | 現在のセッションに対するデフォルト カレンダを報告します。 |
Export Width Rule Set | CHAR(40) | いいえ | セッションで使用されるエクスポート幅ルール。 詳細は、<Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine国際文字セット サポート、B035-1125>を参照してください。 |
Default Number Format | VARCHAR(30) | いいえ | NUMBERデータ型のデフォルトの出力形式。 |
TTGranularity | VARCHAR(15) | いいえ | セッションのテンポラル トランザクション時間粒度を示します。 テンポラル列については、<Teradata Vantage™ - ANSIテンポラル テーブル サポート、B035-1186>および<Teradata Vantage™ - テンポラル テーブル サポート、B035-1182>を参照してください。 |
Redrive Participation | VARCHAR(60) | いいえ | 現在のセッションに対して再ドライブ保護が有効か、無効かを報告します。 |
User Dictionary Name | VARCHAR(128) | いいえ | この節に示す属性は、対応する以下の旧属性を基礎とし、それらの後継となるものです。
旧属性は、既存アプリケーションとの互換性のために保持されています。 詳細については、HELPレポートのオブジェクト名およびタイトル データで始まるトピックを参照してください。 |
User SQL Name | VARCHAR(644) | いいえ | |
User UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Account Dictionary Name | VARCHAR(128) | いいえ | |
Account SQL Name | VARCHAR(644) | いいえ | |
Account UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Current Database Dictionary Name | VARCHAR(128) | いいえ | |
Current Database SQL Name | VARCHAR(644) | いいえ | |
Current Database UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Current Role Dictionary Name | VARCHAR(128) | はい | |
Current Role SQL Name | VARCHAR(644) | はい | |
Current Role UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Logon Account Dictionary Name | VARCHAR(128) | いいえ | |
Logon Account SQL Name | VARCHAR(644) | いいえ | |
Logon Account UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Profile Dictionary Name | VARCHAR(128) | はい | |
Profile SQL Name | VARCHAR(644) | はい | |
Profile UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Audit Trail Id Dictionary Name | VARCHAR(128) | いいえ | |
Current Database SQL Name | VARCHAR(644) | いいえ | |
Current Database UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Audit Trail Id SQL Name | VARCHAR(644) | いいえ | |
Audit Trail Id UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Proxy User Dictionary Name | VARCHAR(128) | はい | |
Proxy User SQL Name | VARCHAR(644) | はい | |
Proxy User UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Proxy Role Dictionary Name | VARCHAR(128) | はい | |
Proxy Role SQL Name | VARCHAR(644) | はい | |
Proxy Role UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Constraint _n Dictionary Name | VARCHAR(128) | はい | |
Constraint _n SQL Name | VARCHAR(644) | はい | |
Constraint _n_Name UEscape | VARCHAR(1) | はい | |
Zone Name | VARCHAR(128) | N | セッションのゾーンの名前。 |
SearchUIFDBPath | はい | ||
Transaction QueryBand | VARCHAR(4096) | はい | トランザクションに設定されたクエリー バンドのリスト。 |
Session QueryBand | VARCHAR(4096) | はい | セッションに設定されたクエリー バンドのリスト。 |
Profile QueryBand | VARCHAR(4096) | はい | プロファイルに設定されたクエリー バンドのリスト。 |
Unicode Pass Through | CHAR(1) | いいえ | セッションのUnicode Pass Through (UPT)設定:
|