DISTINCT型UDTを作成する場合、Teradata Databaseはその型の全機能を使用可能にするために、以下の表の「必須?」列が「必須」となっているすべてのオブジェクトまたは定義を作成します。
機能 | DDL文の定義 | 目的 | 必須? |
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STRUCTURED型UDTの定義。 | CREATE TYPE (STRUCTURED形式) | STRUCTURED型UDTの本体と属性を宣言します。 | 必須 |
インスタンス メソッドの定義。 | CREATE METHOD | STRUCTURED型UDTと関連付けるすべてのSQL呼び出しインスタンス メソッドを宣言します。 | 必須でない |
STRUCTURED型UDT値の比較のための順序付けの定義。 | CREATE ORDERING | STRUCTURED型UDT値を他の値と比較するための順序付けルーチンとして使用するUDFまたはメソッドを登録します。 | はい |
CREATE ORDERINGによって参照される外部順序付けルーチンの宣言。 |
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CREATE ORDERING定義で参照される順序付けルーチンを宣言します。 | はい |
クライアント データ型とサーバー データ型の間での、UDTの双方向のデータ変換。 | CREATE TRANSFORM | クライアントとサーバーの間で双方向にSTRUCTURED型UDFを受け渡しするためのtosql()およびfromsql()データ変換ルーチンとして使用するUDFおよびUDFまたはメソッドを登録します。 | はい |
CREATE TRANSFORMによって参照される外部データ変換ルーチンの宣言。 |
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CREATE TRANSFORM定義で参照されるtosql()およびfromsql()外部ルーチンを宣言します。 | はい |
UDFまたはメソッド外部キャスト ルーチンの登録。 | CREATE CAST | 以下のキャストを実行するためのキャスト ルーチンとして使用するUDFまたはメソッドを登録します。
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はい DISTINCT型UDTの全機能を実現するには、暗黙的キャストの対が必要です。UDTからそのfromsqlデータ変換ターゲット タイプにキャストする暗黙キャスト、およびtosqlデータ変換ソース タイプからUDTにキャストする暗黙キャスト。それ以外のキャスト定義はオプションです。 |
CREATE CASTによって参照される外部キャスト ルーチンの宣言。 |
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CREATE CAST文で参照される外部キャスト ルーチンを宣言します。 | いいえ |