HELP出力のオブジェクト名の例 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 詳細トピック

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
dita:mapPath
ja-JP/jpx1556733107962.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/jpx1556733107962.ditaval
dita:id
B035-1184
Product Category
Software
Teradata Vantage

例えば、

という日本語のテーブルがあるとします。

このテーブルを含むデータベースに対してHELP DATABASE文を送信した場合、HELP出力には、オブジェクト名/タイトルに続き、関連する3つの名前/タイトル フィールドとその内容(セッション文字セットに基づいて異なる)が含まれます。

テーブル名がセッション文字セットに変換されるUTF8またはUTF16セッションの場合、HELP出力のテーブル部分は以下のようになります。この例では、分かりやすくするために一部の出力行を省略しています。

Table Name:

Table Dictionary Name:

Table SQL Name:

Table UEscape:?

Title: BigTable1

Dictionary Title: BigTable1

SQL Title: 'BigTable1'

Title UEscape: ?

UEscapeの?値はNULLを表わします。この値は、SQL Name/SQL Titleのすべての文字がセッション文字セットに変換可能で、区切り文字が不要な場合に使用されます。

テーブル名がセッション文字セットに変換されないASCIIセッションの場合、HELP出力のテーブル部分は以下のようになります。

Table Name: ^Z^Z^Z^Z

Table Dictionary Name: ^Z^Z^Z^Z

Table SQL Name: U&"\FF83\FF70\FF8C\FF9E\FF99"

Table UEscape: \

Table Title: BigTable1

Dictionary Title: BigTable1

SQL Title: 'BigTable1'

Title UEscape: ?

説明

出力 説明
Table Dictionary Name: ^Z^Z ^Z^Z 各^Zは、変換不可の4文字(
)の代わりに使用されるASCII置換文字0x1Aを表わす。
^は、表記不能な制御文字を表わすために使用される。
Table SQL Name: U&"\FF83\FF70\FF8C
\FF9E\FF99" SQL NameはU&で始まる。この文字は、SQL NameがUNICODEで区切られた識別子であること、つまり変換不可の文字が含まれていることを示す。

シーケンス\FF83\FF70\FF8C\FF9E\FF99は、変換不可の4文字のUNICODE識別子のセットである。各識別子の前にデフォルトの区切り文字(この場合\)が付く。

文字列を引用符で囲むことで、文字列の中に含まれる区切り文字をSQLリクエストで使用できるようになる。

通常UNICODEで区切られた識別子の終了を示すUEscape句は返されない。SQLリクエストでUNICODEで区切られた識別子を使用する場合は、UEscape句を追加する必要がある。SQLリクエストでのSQL NameまたはSQL Titleの値の使用を参照してください。
Table UEscape: \ SQL Nameに含まれるUNICODE識別子を区切るために使用される区切り文字を示す。
Dictionary TitleやSQL Titleなどのタイトル エントリの出力は類似しています。SQL Titleは単一引用符で囲まれます。