ユーザーにデフォルト タイムゾーンを割り当てると、ユーザーがTeradata Databaseにログオンするたびに、割り当てられたタイムゾーン オフセットがユーザーのセッションで使用されます。
± 'quotestring'で指定できるタイムゾーン オフセットの有効な範囲は、-12:59から+14.00までです。
非GMTのタイムゾーン文字列を指定してユーザーのデフォルト タイムゾーン オフセットを設定した場合は、夏時間の変更があるたびに、Teradata Databaseで自動的にタイムゾーンが変更されます。夏時間に応じた自動調整が可能になるのは、GMTとして定義されてないタイムゾーン文字列のみです。GMTタイムゾーン文字列は、夏時間に従わない地域およびタイムゾーンに使用されることを目的としています。
ユーザーのタイムゾーン オフセットの設定に使用できる有効なタイムゾーン文字列の全一覧については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144s>の「SET TIME ZONE」を参照してください。夏時間の変更時にタイムゾーン値を変換するGetTimeZoneDisplacement UDFの定義については、<Teradata Vantage™ - SQLの日付/時刻関数と式、B035-1211>を参照してください。
DBS制御フラグのSystemTimeZoneHour、SystemTimeZoneMinute、TimeDateWZControl、およびそれらによる夏時間から標準時間への自動変換およびその逆の自動変換の制御については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。
tdlocaledefユーティリティ、およびそれを使用してタイムゾーン文字列のルールを指定する方法については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。