CREATE TABLE … AS文でサブクエリーを指定してコピーするソース テーブルの列およびインデックス セットを定義していない場合は、CREATE TABLE AS … WITH DATA AND STATISTICSに関する一般ルールに記載されているルール以外に、以下のルールが適用されます。
- システムは、単一列に対するソース テーブルのすべての使用可能な統計をターゲット テーブルにコピーします。
- システムは、システム派生のPARTITION列を含む複数列統計を除いて、ソース テーブル列で使用可能なすべての複合統計をターゲット テーブルにコピーします。
- ターゲット テーブルにインデックス定義が指定されていない場合、システムはソース テーブル インデックスで使用可能なすべての統計をターゲット テーブルにコピーします。ゼロ統計という語は、構築された列セットまたはインデックスの統計に対する概要データ構造体の状態、またはヒストグラム(<Teradata Vantage™- SQLリクエストおよびトランザクション処理、B035-1142>を参照)を指しますが、列セットまたはインデックスで収集された統計はありません。この状態の一般的な例としては、新しいテーブルを作成する場合、このテーブルにまだデータ行が含まれていないときにこのテーブルの統計を収集するときの状態などがあります。
- ソース テーブルからターゲット テーブルへのPARTITION統計のコピーには、以下のルールが適用されます。
条件 システムの実行内容 ターゲット テーブルの明示的なインデックスを定義する システム派生したPARTITION列を含む統計をソース テーブルからターゲット テーブルにコピーしません。 ターゲット テーブルの明示的なインデックスを定義しない システム派生したPARTITION列、またはシステム派生したPARTITION列を含む複数列統計の使用可能な単一列統計を、ソース テーブルからターゲット テーブルの対応する列セットにコピーします。