以下のような理由でUDFによって使用されるデフォルト パスのロケーションを、次のリストに示します。
- UDFソース ファイルの保存
- UDFソース ファイルのコンパイル
- .soファイルの保存
- 共有メモリ ファイルの保存
開始パスは、PDE構成または一時ディレクトリによって決まります。
- PDE構成ディレクトリ: pdepath -c
- PDE一時ディレクトリ: pdepath -S
次の表に、リソースおよびアクティビティのためのデフォルト ディレクトリ パスを示します。
ファイル/ディレクトリ | ディレクトリ パス | 説明 |
---|---|---|
ヘッダー ファイル | /etc/opt/teradata/tdconfig/Teradata/tdbs_udf/usr/ | ヘッダー ファイルは、ソース ファイルとともに配置されます。ヘッダー ファイルsqltypes_td.hは、UDFソースのインクルード ディレクティブとともに指定する必要があります。 データベースの外部でUDFをコーディングまたはコンパイルする場合、このファイルをコピーできます。 ヘッダー ファイルを指定する場合、ファイルは「I」記号でエンコードされたEXTERNAL NAME句文字列で指定する必要があります。 |
ソース ディレトクリ パス | /etc/opt/teradata/tdconfig/Teradata/tdbs_udf/usr/ | ソース ファイルを検索するデフォルト ディレクトリ。 ソース ファイルまたはオブジェクト ファイルがこのディレクトリ内のサーバー上に存在する場合、このディレクトリから次のような外部名文字列で指定されたサーバー コンポーネントへの相対パスを指定できます。
|
コンパイラ パス | /usr/bin/gcc | C/C++コンパイラを検索するためのデフォルト ディレクトリ。 |
リンカー パス | /usr/bin/ld | C/C++リンカーを検索するためのデフォルト ディレクトリ。 |
コンパイラ一時パス | /var/opt/teradata/tdtemp/UDFTemp/ | UDFがコンパイルされる一時ディレクトリ。 コンパイル処理に必要なファイルはすべて、ここに移動されます。移動されるファイルとしては、サーバーまたはクライアントからのソース ファイル、および必要であればオブジェクト ファイルやヘッダー ファイルが含まれます。 一時コンパイル ディレクトリが存在するのは、コンパイルの実行中だけです。 |
UDFライブラリ パス | /etc/opt/teradata/tdconfig/udflib/ | DLLが保存される読み取り専用ディレトクリ。 |
UDFサーバー メモリ パス | /var/opt/teradata/tdtemp/udfsrv/ | 保護モードUDFの実行に使用される共有メモリ ファイルが保存されるディレクトリ。 |