UDFデフォルト ロケーション パス - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 詳細トピック

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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B035-1184
Product Category
Software
Teradata Vantage

以下のような理由でUDFによって使用されるデフォルト パスのロケーションを、次のリストに示します。

  • UDFソース ファイルの保存
  • UDFソース ファイルのコンパイル
  • .soファイルの保存
  • 共有メモリ ファイルの保存
開始パスは、PDE構成または一時ディレクトリによって決まります。
  • PDE構成ディレクトリ: pdepath -c
  • PDE一時ディレクトリ: pdepath -S

次の表に、リソースおよびアクティビティのためのデフォルト ディレクトリ パスを示します。

ファイル/ディレクトリ ディレクトリ パス 説明
ヘッダー ファイル /etc/opt/teradata/tdconfig/Teradata/tdbs_udf/usr/ ヘッダー ファイルは、ソース ファイルとともに配置されます。ヘッダー ファイルsqltypes_td.hは、UDFソースのインクルード ディレクティブとともに指定する必要があります。

データベースの外部でUDFをコーディングまたはコンパイルする場合、このファイルをコピーできます。

ヘッダー ファイルを指定する場合、ファイルは「I」記号でエンコードされたEXTERNAL NAME句文字列で指定する必要があります。

ソース ディレトクリ パス /etc/opt/teradata/tdconfig/Teradata/tdbs_udf/usr/ ソース ファイルを検索するデフォルト ディレクトリ。
ソース ファイルまたはオブジェクト ファイルがこのディレクトリ内のサーバー上に存在する場合、このディレクトリから次のような外部名文字列で指定されたサーバー コンポーネントへの相対パスを指定できます。
  • インクルード
  • オブジェクト
  • パッケージ
  • ソース
コンパイラ パス /usr/bin/gcc C/C++コンパイラを検索するためのデフォルト ディレクトリ。
リンカー パス /usr/bin/ld C/C++リンカーを検索するためのデフォルト ディレクトリ。
コンパイラ一時パス /var/opt/teradata/tdtemp/UDFTemp/ UDFがコンパイルされる一時ディレクトリ。

コンパイル処理に必要なファイルはすべて、ここに移動されます。移動されるファイルとしては、サーバーまたはクライアントからのソース ファイル、および必要であればオブジェクト ファイルやヘッダー ファイルが含まれます。

一時コンパイル ディレクトリが存在するのは、コンパイルの実行中だけです。

UDFライブラリ パス /etc/opt/teradata/tdconfig/udflib/ DLLが保存される読み取り専用ディレトクリ。
UDFサーバー メモリ パス /var/opt/teradata/tdtemp/udfsrv/ 保護モードUDFの実行に使用される共有メモリ ファイルが保存されるディレクトリ。