トリガーでスカラーsubquery を指定するには、次のようなルールが適用されます。
- トリガー本体にスカラー副クエリーを伴うABORT文またはROLLBACK文を指定できます。ただし、Teradata Databaseでは、行トリガー内でABORT文のWHERE句に指定した非相関スカラー副クエリーを、パラメータ化された値としてではなく、単一列の単一行スプールとして処理します。
- トリガー本体にスカラー副クエリーを伴うDELETE文を指定できます。ただし、Teradata Databaseでは、行トリガー内でDELETE文のWHERE句に指定した非相関スカラー副クエリーを、パラメータ化された値としてではなく、単一列の単一行スプールとして処理します。
- トリガー本体にスカラーSubquery を伴うINSERT文を指定できます。
- 行トリガー本体内の単純INSERTの多値の中の値として非相関スカラーsubquery を指定することはできません。
- Teradata Databaseでは、行トリガー内でINSERT ... SELECTのSELECT構成要素に指定した非相関スカラー副クエリーを、パラメータ化された値としてではなく、単一列の単一行スプールとして処理します。
- トリガー本体にスカラーsubquery を伴うUPDATE文を指定できます。
ただし、Teradata Databaseでは、行トリガー内でUPDATE文のWHEREまたはSET句に指定した非相関スカラー副クエリーを、パラメータ化された値としてではなく、単一列の単一行スプールとして処理します。