MAPルーチンの動作の方法に関する概要 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 詳細トピック

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/jpx1556733107962.ditamap
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ja-JP/jpx1556733107962.ditaval
dita:id
B035-1184
Product Category
Software
Teradata Vantage

特定のUDTの2つの値を比較するときに、システムはそれぞれの値に対してMAPルーチンを呼び出し、MAPルーチン呼び出しからの戻り値を比較します。戻り値はBLOBまたはCLOBを除くあらゆる事前定義データ型を持つように指定することができ、UDTデータ型の比較の結果は、返された事前定義型の値を比較した結果と同じになります。

次の表記は、比較される値の指定に使用される各種変数と、その比較に使用される外部ルーチンを表わします。
  • xyをそれぞれ、比較されるUDTの値を表わすものとします。
  • 次の表は、UDFおよびメソッドを表わすために使用される表記を示しています。
    MAPルーチンの外部ルーチンの種類 表現に使用される表記
    ユーザー定義メソッド M()
    ユーザー定義関数 F

次の表は同一のUDTの異なる値同士の関係と、これらの値に対して操作を行なうために使用されるユーザー定義メソッドの例を示しています。

TRUEとして評価されるメソッド マッピング x comparison_operator yの結果
x.M() = Y.M() x = Y
x.M() < Y.M() x < Y
x.M() <> Y.M() x <> Y
x.M() > Y.M() x > Y
x.M() ≤ Y.M() xY
x.M() ≥ Y.M() xY

次の表は同一のUDTの異なる値同士の関係と、これらの値に対して操作を行なうために使用されるユーザー定義関数の例を示しています。

TRUEとして評価されるUDFマッピング x comparison_operator yの結果
F(x) = F(y) x = y
F(x) < F(y) x < y
F(x) <> F(y) x <> y
F(x) > F(y) x > y
F(x) ≤ F(y) xy
F(x) ≥ F(y) xy