テーブルの基本サブテーブルとフォールバック サブテーブルでは、それぞれ別個にブロック レベル圧縮属性を設定できます。
BlockCompressionクエリー バンドは、有効なBLOCKCOMPRESSION属性がMANUALになっているテーブルで使用できます。その場合、クエリー バンドでは、空の基本テーブルとフォールバック テーブルのいずれかまたは両方にロードするデータをデータ ブロック レベルで圧縮するかどうかを指定します。
この指定は、永久テーブルやグローバル一時テーブルのデータには適用されますが、スプール データや永久ジャーナル データには適用されません。
有効なBlockCompression値は、既に見たとおり、基本データ テーブル、フォールバック データ テーブル、作業テーブルに適用されます。
BlockCompressionでは、空の基本テーブルとフォールバック テーブルのいずれかまたは両方にロードするデータを データ ブロック レベルで圧縮するかどうかを指定します。ブロック レベル圧縮の追加、変更、または削除を参照してください。
値 | 説明 |
---|---|
ALL | 基本テーブルとフォールバック テーブルのすべての新しいデータをデータ ブロック レベルで圧縮します。 このオプションは、YESを指定する場合と同じ意味を持ちます。 |
FALLBACK | 新しいフォールバック データを圧縮しますが、主テーブルのデータは圧縮しません。 |
FALLBACKANDCLOBS | フォールバック データを圧縮します(圧縮に適したフォールバックおよびプライマリLOBを含む)。 |
|
これらのオプションの意味は同じです。基本テーブルとフォールバック テーブルの新しいデータをデータ ブロック レベルで圧縮しない、という指定です。 |
ONLYCLOBS | 圧縮に適した新しいLOBデータのみを圧縮します。 |
WITHOUTCLOBS | LOBデータ以外のすべてのデータを圧縮します。 |
YES | 基本テーブルとフォールバック テーブルのすべての新しいデータをデータ ブロック レベルで圧縮します。 このオプションは、ALLを指定する場合と同じ意味を持ちます。 |
FERRETユーティリティとDBS制御レコードの圧縮フィールドを使用して、ブロック レベル圧縮を制御することもできます。DBS制御パラメータの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。
- CompressPermPrimaryDBs
- CompressPermFallbackDBs
- CompressPermPrimaryCLOBDBs
- CompressPermFallbackCLOBDBs
- CompressGlobalTempPrimaryDBs
- CompressGlobalTempFallbackDBs
- CompressGlobalTempPrimaryCLOBDBs
- CompressGlobalTempFallbackCLOBDBs
両方を使用する場合は、BlockCompressionクエリー バンドの設定の方が対象のサブテーブルのDBS制御設定より優先されます(ただし、DBS制御設定がNEVERの場合は例外です)。
BlockCompressionクエリー バンドの設定が各種のデータに及ぼす影響を以下の表にまとめます。
値 | 基本テーブル | フォールバック テーブル | プライマリ サブテーブル圧縮可能LOB | フォールバック サブテーブル圧縮可能LOB |
---|---|---|---|---|
None | デフォルト | デフォルト | デフォルト | デフォルト |
ALL | 圧縮 | 圧縮 | 圧縮 | 圧縮 |
FALLBACK | 圧縮なし | 圧縮 | 圧縮なし | 圧縮 |
|
圧縮なし | 圧縮なし | 圧縮なし | 圧縮なし |
ONLYCLOBS | 圧縮なし | 圧縮なし | 圧縮 | 圧縮 |
WITHOUTCLOBS | 圧縮 | 圧縮 | 圧縮なし | 圧縮なし |
YES | 圧縮 | 圧縮 | 圧縮 | 圧縮 |