DROP RANGE - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 構文規則および例

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/spp1591731285373.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1144
Product Category
Software
Teradata Vantage

テーブルのパーティション レベルが基づくRANGE_N関数から範囲のセットを削除します。削除する範囲は昇順で指定しなければなりません。条件式を使用して、テーブルのパーティション レベルが基づくRANGE_N関数から範囲セットを削除します。パーティション化において、CASE_N関数から条件を削除することはできません。テーブルのパーティション全体を再定義するには、PARTITION BYを使用する必要があります。

RANGE_N関数については、<Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部、B035-1145>を参照してください。

DROP RANGE#L n
パーティション レベル番号を表わし、nは2バイトのパーティション化に対しては1から15の範囲内の整数であり、8バイトのパーティション化に対しては1から62の範囲内の整数です。文字パーティションから範囲を削除できるのは、テーブルのパーティション レベルが専らRANGE_N関数から派生している場合だけです。文字以外のパーティション レベルからは、標準的な範囲のみを削除できます。標準的な範囲とは、NO RANGE、UNKNOWN、またはNO RANGE OR UNKNOWN以外のすべての範囲を指します。例えば、1つ以上の非文字パーティション レベルを持つマルチレベルの文字パーティションなどが標準的な範囲です。文字パーティションで範囲を削除できるのは、セッション照合がテーブル照合に一致し、セッション モードがテーブルの作成されたときに有効だったセッション モードと同じ場合だけです。RANGE_N関数を使用して定義された文字パーティション レベルのみ変更できます。このような文字パーティション レベルは、NO RANGE、UNKNOWN、またはNO RANGE OR UNKNOWNパーティションを追加または削除するためにのみ変更できます。文字以外のパーティション レベルからは、標準的な範囲のみを削除できます。例えば、1つ以上の非文字パーティション レベルを持つマルチレベルの文字パーティションなどです。文字パーティションから範囲を削除できるのは、セッション照合がテーブル照合に一致し、セッション モードがテーブルの作成されたときに有効だったセッション モードと同じ場合だけです。RANGE_N関数を使用して定義された文字パーティション レベルのみ変更でき、そうしたパーティションは、NO RANGE、UNKNOWN、またはNO RANGE OR UNKNOWNパーティションを追加または削除するためにのみ、変更できます。
BETWEEN start_expression
start_expressionは、RANGE_N関数のルールに従って定義される必要があります。#Lnは、パーティション レベル番号を表わし、nは2バイトのパーティション化に対しては1から15の範囲内の整数であり、8バイトのパーティション化に対しては1から62の範囲内の整数です。
AND end_expression
最後の範囲にのみ必要です。end_expressionは、RANGE_N関数のルールに従って定義される必要があります。
EACH range_size
EACH句の範囲は、指定されたstart_expressionに、0から1つずつ増加するrange_sizeの倍数を追加した一連のstart_expressionと同等になります。range_sizeは、end_expression以下、または次のstart_expression未満にする必要があります。range_sizeはそれぞれ定数式でなければなりません。
NO RANGE
UNKNOWN
RANGE_N関数の定義から、NO RANGE、UNKNOWN、およびNO RANGE OR UNKNOWNの指定を削除できます。
WHERE conditional_expression
範囲式または条件パーティション式を指定できます。範囲式または条件パーティション式に基づく範囲の削除の例については、例: パーティション範囲の削除と追加を参照してください。conditional_expressionはシステムから派生したPARTITION列またはPARTITION#Ln列に基づく必要があります。ここで、nは1から62までの範囲であり、変更するレベル、および変更するのが1つのレベルか複数のレベルかによって異なります。