DROP ROLE - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 構文規則および例

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
ft:locale
ja-JP
ft:lastEdition
2021-09-23
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ja-JP/spp1591731285373.ditamap
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ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1144
Product Category
Software
Teradata Vantage

指定されたロールを削除します。

DROP ROLE文は、削除されたロールに付与されたデータベース オブジェクト上の権限を削除します。

ロール削除は(EXTERNALロールを含めて)すぐに有効になります。削除されたロールを、アクティブ ロールとしてログオンしたユーザーは、そのロールに付与されたアクセス権限を失います。

DROP ROLE文は、指定されたロールを削除するだけです。削除されたロールの中にネストされていたロールがもう必要ない場合、それらを個別に削除する必要があります。

削除されたロールをデフォルトのロールとして持つすべてのユーザーのデフォルト ロール設定は、NULLに設定されません。影響を受けたユーザーが次にログオンするときも、警告やエラーは出されません。システムは、権限の評価に廃止されたデフォルトのロールを使用しません。

削除したデフォルト ロールを再作成すると、自動的に再びデフォルト ロールになりますが、ロールID番号は削除前とは別の番号になります。

ANSI準拠

この文は、ANSI SQL:2011に準拠しています。

必要な権限

以下のユーザーは、データベース ロールでも外部ロールでも、指定のロールを削除できます。
  • ユーザーDBC
  • DROP ROLE権限を持つユーザー。
  • WITH ADMIN OPTION付きで指定されたロールを与えられたユーザー。
  • 現行のロールが、指定のロールを入れ子になったロールとして持ち、その入れ子になったロールが現行のWITH ADMIN OPTIONロールに与えられたユーザー。

ロール作成者には、ロールを削除する暗黙の権限はありません。DROP ROLE権限を持たず、ロール上のWITH ADMIN OPTIONを失ったロール作成者は、ロールを削除することはできません。