ロード分離(LDI)のテーブルを定義します。ロード分離では、テーブルの変更中に、コミットされた行に対する同時読み取り操作を有効にします。
次の型のテーブルは、ロード分離として定義できません。
- 揮発テーブル
- エラー テーブル
- キュー テーブル
- 一時テーブル
- グローバル一時テーブル
- 列パーティション テーブル
- NO
- テーブルを非ロード分離テーブルとして定義します。これは、この句なしでテーブルを作成するのと同じです。
- CONCURRENT ISOLATED LOADING
- テーブルの変更中に、コミットされた行に対する同時読み取り操作を有効にします。
- FOR ALL
- すべての変更を同時ロード分離にできます。
- FOR INSERT
- INSERT操作のみを同時ロード分離にできます。
- FOR NONE
- 同時ロード操作は無効になります。
例: LDIテーブルの定義
このテーブルに対するすべての操作を同時ロード分離にできます。
CREATE TABLE ldi_table1, WITH CONCURRENT ISOLATED LOADING ( c1 INTEGER, c2 INTEGER, c3 INTEGER) PRIMARY INDEX (c1) INDEX (c2) ;
例: INSERT操作のみが同時ロード分離のLDIテーブルの定義
このテーブルに対するINSERT操作のみを同時ロード分離にできます。
CREATE TABLE ldi_table3, WITH ISOLATED LOADING FOR INSERT ( c1 INTEGER, c2 INTEGER, c3 INTEGER) PRIMARY INDEX (c1) INDEX (c2) ;
例: すべての操作が非同時実行LDIであるLDIテーブルの定義
FOR NONE指定のため、すべての操作が非同時実行LDIです。
CREATE TABLE ldi_table3, WITH ISOLATED LOADING FOR NONE ( c1 INTEGER, c2 INTEGER, c3 INTEGER) PRIMARY INDEX (c1) INDEX (c2) ;
例: 非LDIテーブルの定義
このテーブルに対するすべての操作が、非ロード分離です。これは、この句なしでテーブルを作成するのと同じです。
CREATE TABLE ldi_table3, WITH NO ISOLATED LOADING ( c1 INTEGER, c2 INTEGER, c3 INTEGER) PRIMARY INDEX (c1) INDEX (c2) ;