複数の小さなデータ ブロックを単一のより大きなデータ ブロックに組み合わせるときにVantageが使用するブロック結合の割合。
数値によるブロック結合割合は、永久基本テーブルおよび永久ジャーナル テーブルにのみ指定できます。数値によるブロック結合割合をグローバル一時テーブルまたは揮発テーブルに指定することはできません。グローバル一時テーブルおよび揮発テーブルにはDEFAULT MERGEBLOCKRATIOオプションまたはNO MERGEBLOCKRATIOオプションのいずれかを指定できます。
このオプションを指定しない場合、Vantageはテーブルに対するデータ ブロック マージ操作の開始時点でDBS制御レコードのMergeBlockRatioパラメータに指定された値を使用します。
単一ブロックのみが変更される場合、このブロック結合割合の値は結果のブロック サイズに影響しません。テーブルのブロック結合割合の設定が高すぎると、結果として生成されたブロックに対して以降の変更の際に分割が必要となる場合があります。
システムは、DBS制御パラメータのDisableMergeBlocksの設定に応じて、ユーザーが指定するブロック結合割合を使用します。 <Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。
DisableMergeBlocks | 説明 |
---|---|
FALSE | MERGEBLOCKRATIOに指定した値は、DBS制御パラメータMergeBlockRatioに対するシステム全体のデフォルト設定を上書きします。 |
TRUE | システムではブロック結合割合に対するすべてのテーブル レベルの設定を無視して、システム内のどのテーブルのデータ ブロックもマージしません。 |
- DEFAULT MERGEBLOCKRATIO
- Vantageは、このテーブルに対するデータ ブロック マージ操作の開始時に、DBS制御レコードによって定義されるMergeBlockRatioの値を使用します。
- MERGEBLOCKRATIO = integer
- このテーブルにデータ ブロック マージ操作が実行されたときに、Vantageはintegerによって指定された値をブロック結合割合として使用します。
- PERCENT
- 値がパーセンテージであることを示すオプションのキーワード。
- NO MERGEBLOCKRATIO
- NO MERGEBLOCKRATIOは、このテーブルに関してVantageが小さなデータ ブロックをマージしないことを意味します。