この関数では、有効な入力パラメータとして、CHARACTER、VARCHAR、CLOBの各データ型を使用できます。次の参照先、<Teradata Vantage™ - SQL外部ルーチン プログラミング、B035-1147>には、ascii Cコードについての情報があります。
この関数は、ASCII文字エンコーディング方式に基づいて、最初の文字の数値表現をstring_exprパラメータで返します。
この関数で使用できるRETURNS句の型は、BYTEINT、SMALLINT、INTEGERのいずれかになります。
この関数を使用して、データのサーバー文字セットに関する知識なしに、CHARACTER、VARCHAR、またはCLOBの数値表現を判断できます。さらにこの関数では、BYTEINT、SMALLINT、INTEGERのいずれかのデータ型でデータを要求して返すこともできます。
CREATE FUNCTION ascii ( string_expr TD_ANYTYPE) RETURNS TD_ANYTYPE LANGUAGE C NO SQL SPECIFIC ascii EXTERNAL NAME 'CS!ascii!ascii.c' PARAMETER STYLE SQL;
TD_ANYTYPEパラメータ型では、サポートされているデータ型であればどのデータ型でも使用できるので、さまざまなパラメータ データ型に対応するために、ascii_char_latin()、ascii_char_unicode()、ascii_varchar_latin()、ascii_varchar_unicode()、ascii_clob_latin()、ascii_clob_unicode()などのような関数を別々に作成する必要はありません。