JSON外部データの各レコードは、1行でフォーマットされ、改行記号(\n)で終わる必要があります。
外部JSONファイルには、個別のレコードを含めることも、レコード区切り記号としてカンマ(,)を使用する単一JSON配列を含めることができます。単一配列のJSONファイルの場合、レコードは複数行にまたがることができます。必要に応じて、JSON配列に名前を付けることができます。
Vantageでは、外部ストレージの以下のJSONドキュメントを読み取ることができます。
{"field1": true,"field2": "somestring","field3": {"field4": 1}}
Vantageでは、以下の形式で格納されている場合に外部JSONデータを読み取ることができません。これは改行があるためです。
{ "field1" : true, "field2": "somestring", "field3": { "field4":1 } }
以下の外部JSONデータは単一配列なので(冒頭と末尾の角括弧記号で区切られる)、配列にある個別のレコードをカンマで区切ることで、Vantageでは埋め込みの改行があってもデータを読み取ることができます。
[{ "field1": "string1", "field2": "string2" }, { "field1": "string3", "field2": "string4" }]
フィールド名は大文字と小文字を区別します。このため、Field1への参照は上記例の"field1"と一致しません。
フィールド名の引用符内にスペースがある場合とない場合は区別されます。このため、レコードに"field1 "があると、payload.field1への参照は一致しません。
名前付きJSON配列の例を次に示します。
{ "Fruits": [ \{ "fruit": "Apple", "size": "Large", "color": "Red" } , { "fruit": "Banana", "size": "Medium", "color": "Yellow" }, { "fruit": "Orange", "size": "Medium", "color": "Orange" }, { "fruit": "Guava", "size": "Small", "color": "Green" }, { "fruit": "Grapes", "size": "VerySmall", "color": "Black" } ] }
外部JSONファイルは、GZIP形式に圧縮できます。他のファイル圧縮形式はサポートされません。