システムのアクティブTTUは常に、システムに最も最近インストールされたバージョンのドライバになります。例えば、16.10をインストールしてから16.20をインストールした場合、16.20がアクティブTTUになります。
odbc.iniおよびodbcinst.iniは、以下の3ヶ所から指定できます。
- リリースに依存しないディレクトリ内。デフォルトでは、/opt/teradata/client/ODBC_32/と/opt/teradata/client/ODBC_64/。
- リリース固有のディレクトリ内。16.20の場合は、/opt/teradata/client/16.20/odbc_32/と/opt/teradata/client/16.20/odbc_64/。
- カスタムのファイルの場所。ユーザーは、独自のodbc.iniファイルおよびodbcinst.iniファイルを作成し、システム内の任意の場所に配置して、環境変数ODBCINIとODBCINSTINIを配置場所に応じて設定できます。
リリースに依存しないディレクトリ(/opt/teradata/client/ODBC_32/および/opt/teradata/client/ODBC_64/)内には、locale、lib、includeへのシンボリック リンクがあり、アクティブTTUで対応するディレクトリをポイントしています。