DisableSavePasswordを有効にすると(値を1に設定すると)、ODBC データ ソース アドミニストレータでの新規DSNの作成時にパスワードが保存されなくなります。ただし、Name or IP address(名前またはIPアドレス)、Username(ユーザー名)、およびパスワードを入力してテストをクリックすれば、引き続き接続のテストを行なうことができます。OKをクリックすると、パスワードを保存するかどうかを尋ねる警告ダイアログ ボックスは表示されず、パスワード以外の入力されたすべての情報がレジストリに保存されます。
レジストリにすでにパスワードが保存されている既存のDSNについては、DisableSavePasswordが有効な場合でも、既存のパスワードを使用してデータベースに接続することができます(DSN config(DSN構成)ウィンドウには、保存済みのパスワードがマスクされて表示されます)。ただし、このDSNに新規パスワードを保存することはできません。既存のDSNで保存されているパスワードを削除するには、データソースの名前を変更して保存する(つまり、古いDNSを基に新しいDSNを作成する)ことで、既存のDSNを変更する必要があります。