iniファイルのODBCオプション セクション[ODBC]は、トレースなどのODBCドライバ マネージャ オプションを有効にするかどうかを指定します。このセクションの形式は次のとおりです。
[ODBC] keyword=value
UNIX/Linuxでは、DataDirect ODBC DMはこのセクションにあるインストール ディレクトリキーワードのパス値を使用して、サポートしているライブラリおよびメッセージ ファイルの場所を特定します。UNIX/LinuxでDataDirect ODBCドライバ マネージャを使用するには、[ODBC]セクションに少なくともInstallDirが設定されている必要があります。
下表に、[ODBC]セクションに適用可能なキーワードを示します。
キーワード | 説明 |
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InstallDir=<filepath> | InstallDirはUNIX/LinuxのDataDirectドライバ マネージャにのみ適用できます。
ODBC Driver for Teradataのインストール ディレクトリを指定します。 デフォルトのインストール ディレクトリの一例は、/opt/teradata/client/ODBC_64です。 アプリケーションの実行中に発生する一般的なエラーは、ODBC Driver for Teradataをロードできないことです。通常の原因は、ODBC Driver for Teradataの位置がodbc.iniファイルで正しく指定されていないことです。 odbc.iniファイルでは、ODBC Driver for Teradataの位置を正確に指定する必要があります。 |
Trace=[0]または[1] | ドライバ マネージャ トレースを有効にします。
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TraceDll=<tracedll pathname> | TraceDLLはUNIX/LinuxのDataDirect DMのキーワードです。Apple OS Xには適用されません。
ドライバ マネージャ ライブラリにあるトレースDLLのパスを指定します。
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TraceFile=<filepath> | トレース情報を記録するファイルのパス名を指定します。 |
TraceAutoStop=[0]または[1] | ENVに対してSQLFreehandleが呼び出されたときにトレースを無効にします。
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