JSONの統合 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
16.20
Published
2018年10月
Language
日本語
Last Update
2019-02-12
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

JSON(JavaScript Object Notation)はデータ交換形式です。

一連の名前/値ペアまたは値の配列をカプセル化する場合に使用されるテキスト ベースの型です。この柔軟性のある形式は、一部の方法で関連性のある可変データを格納するのに便利です。この方法はテキスト ベースであるため、CHARACTER SET UNICODEまたはLATINのテキストを受け入れるときに定義できます。その他の文字セットはサポートされていません。

JSONデータ型はテーブルの列として、UDF/UDM/XSP/TDSP/テーブル演算子に渡されるパラメータとして、またはUDF/UDM/XSP/TDSP/テーブル演算子からの返り値として使用できます。TDSP内のローカル変数を宣言する場合も使用できます。JSONデータ型を使用するたびに、文字セットを指定し、最大長を設定する必要があります。文字セットを指定しない場合は、データベースの文字セットが使用されます。

JSONデータ型はANSI Structured UDTの属性として使用できますが、ANSI Distinct UDTの基本型として、またはTeradata ARRAY型の構成要素の型としては使用できません。

JSONデータ型はインスタンス単位の最大長を定義できます。変数最大長はJSON型が何らかのデフォルト最大長を持っていることを意味します。ただし、この型がVARCHARデータ型と似た方法で使用されている場合は、この長さを調整できます。したがって、この長さが絶対的な最大長を超えることはなく、JSON型の特定のインスタンスはそれより短い最大長を定義できます。

絶対的な最大値は16776192バイトです。そのため、JSON型がラテン文字セットを利用している場合、この値は16776192文字になり、UNICODE UTF16文字セットを利用している場合は8388096文字になります。

JSONデータ型を使用するときには、LOBサポートを無効にしてはいけません。LOBサポートはデフォルトで有効化されています。また、LOBサポートを無効化するオプションは非推奨です。